グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

散歩道沿いで・・・

2012年10月20日 | 室蘭・四季の野花&花木


  散歩道は、居住地の周囲を巡る道路です。元々、小高い丘状の雑木林を開発した住宅
地。周辺には、手付かずの林に取り囲まれています。林に接する道路際で
目に止まった小さな
秋の一コマです。


 



 秋が深まるに連れ、マユミの実が鮮やかさを増しています。淡紅色の実が熟すと4つに裂
け、淡紅色の種皮に包まれた艶やかな赤い種子が現われます。樹名の由来は、弓の材料に用
いられた事からのようです。





 ムラサキシキブ(紫式部)、高貴な樹名を持つ落葉性の低木です。この時期になると光沢
のある紫色の小さな果実を実らせます。



 熟した果実を実らせるチョウセンゴミシ(朝鮮五味子)。道脇の雑木林の中一際鮮やかで
す。
チョウセンゴミシは北方系の落葉性のつる植物です。


 メギ(目木)の実は、小さく艶やかなルビー色。コトリトマラズ(小鳥止まらず)とユニークな
別名を持つ。由来
は枝に細い棘が・・。本来は関東以西を自生地とする落葉低木です。




 例年ですと当地は紅葉の季節ですが、今年はモミジの葉がこのように青々としています。

コメント (2)
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