今、 洞爺湖周辺の紅葉が最盛期。湖畔の東側の小高い丘、壮瞥公園からの眺望です。
湖面に浮かぶ中島の右側後方に霞んで見える山は、早くも山頂付近に雪を抱く標高1898m
の羊蹄山。さらに、南側に視線を向けますと活火山の有珠山、昭和新山の大パノラマが広がり
ます。
裏洞爺湖畔の紅葉風景
※裏洞爺:温泉街の北側の対岸。湖岸を始め周囲には自然が多く残る。対岸の温泉街とは対象的
な景観が広がっています。 大規模なキヤンプ場に接する湖岸の景観です。モミジやカエデなどが紅葉の盛りを迎え
ています。
静まり返る湖面に、古株と水際に生える葦がオブジェのようにアクセントを付ける。少々、
マニアックな風景写真に見えると思いますが、湖面に、目を見張るような秋の空が映り込みま
した。この湖岸では、刻々と変化する湖面と睨めっこしながら1時間ほど留まっての撮影でした。
紅葉の山腹に、人工物のように威容を放す烏帽子岩。専門家の見解では、太古の火山
活動の産物との事。元々、洞爺湖は火山の噴火で出来たカルデラ湖です。
裏洞爺の湖畔を周回する道路は景観が美しいが、一部を除き道幅は狭く曲がりくねる。
岩壁が迫り出す湖岸区間など、撮影ポイントと思っても道幅が狭く停車は困難。それなりの運
転技能と安全走行を要求させる道路です。この場所も車を白線の外側、湖岸ぎりぎりに駐車し
ての撮影でした。