地球岬緑地散策路は、岬の西側に広がる広大な緑地の中を行く。地域一帯には、原始の佇まいを
思わせる巨木が鬱蒼と生い茂る。さらに、春から夏にかけて数々の野花が花を咲かせるの山野草の
自生地です。
※散策路の入口から僅かに行くと、海から垂直にそそり立つ海抜156mの馬の背の断崖絶壁が、目
に飛び込んできます。地球岬灯台は断崖絶壁の裏側、さらに、左側の稜線が緩やかになる場所、海
面から147mの高さに展望台があります。
散策路の両側は、ニリンソウの群生地です。今、ニリンソウの花が見ごろを迎えています。
ニリンソウの花名の由来は、1本の茎から2輪の花を咲かることからです。早春に咲くキクザキイチ
ゲとは同じイチリンソウ属の植物。キクザキイチゲの花に比べると花は小ぶり、可憐な山野草です。 今年も見つけましたミドリニリンソウ。毎年、この群生地を訪れるとミドリニリンソウ探しに時間を割
かれる。よく目を凝らして探さないと葉の色に紛れ見逃してしまいます。まず、出会うことが稀な花です。
フチゲオオバキスミレ、先日、投稿した時は開花を始めた頃でした。今の時期が花の最盛期です。
散策路沿いの土手で、紅柴色の蕾を付けて点々と群がり黄色の花を咲かせています。
エゾタンポポの大きな特徴は、蕾を包む苞葉が反り返りません。今、市内の方々で外来種のセイヨ
ウタンポポが盛んに花を咲かせいます。地球岬緑地散策路は、当地で国内在来種のタンポポを見る
事が出来る唯一の場所です。
スミレサイシンは、道内では当地を含む南西部だけに自生しています。国内に自生するスミレの
仲間では葉や花が大きな事が特徴です。
絵鞆半島の縦走路は、地球岬を離れてから数キロ走ると市街地。そこから、街中を通り抜けて測
量山に上る観光道路へと進みます。登坂路の途中、眼下に追直漁港方面の眺望が広がります。
測量山観光道路の道沿いでも、ニリンソウが花を満開に咲かせています。
さらに、車を走らさせ絵鞆岬の近傍に到達すると、コジマエンレイソウ(小島延齢草)の群生地に辿
り着きます。
濃い紅柴色の花や葉など全てが一般のエンレイソウに比べて大柄。この場所は市内で最大規模の
コジマエンレイソウの群生地です。
※コジマエンレイソウ(小島延齢草)の草名は、道内の松前沖に浮かぶ渡島小島で発見された事が
由来です。