電信浜は、市の中心地に隣接しています。高さ20mほどの崖の上から 折れ曲がる急勾配の階段を下
ると浜に降り立ちます。電信浜は、波静かな入江に抱きかかえられた総延長は300メートルほどの小さな
砂浜海岸です。
浜に下る階段を背にした街並みです。左の方向に1kmほど行きますと、室蘭港や市街地の中心地が
広がっています。
※浜の名称は、明治時代に噴火湾を隔て32kmほど離れた対岸の砂原町との間に海底電信ケーブルが、
敷設された事から「電信浜」と呼ばれています。
浜の東端、岩肌が露出した崖でエゾスカシユリ(蝦夷透百合)が花を咲かせています。スカシユリの名
前の由来は、花びらの付け根が細く、透けて見える事からです。
ハマヒルガオが花を満開に咲かせています。当地では、ハマヒルガオが自生している砂浜が数ヶ所あり
ます。その中でも、電信浜は市内屈指のハマヒルガオの群生地です。