暦に併せるかのように、今朝は春の季節への開幕にピタッリな陽気。風もなく海面は水鏡、港を取り囲む
工場の煙突から立ち昇る煙が、晴れ渡り雲一つない上空に向かってたなびく。 穏やかな立春の朝です。
この冬、最高の冷え込み。今朝は、放射冷却も伴い-6℃を越える。ようやく、港内の一角の船溜に薄氷
が張りました。
本来、一月中旬を過ぎると薄氷ではなく蓮葉氷が海面を覆い尽くします。今シーズンは少々、蓮葉氷の出
現が遅れ気味です。
昨日まで、北風が吹き寄せ波を立てていた海面。今朝は静まり返り、風を避け跡形もなく姿を消していた
水鳥たちが、気持ちよさそうに冬の陽射しを浴びる。
〔ご参考まで〕 同じ場所に出現した蓮葉氷です。(撮影日:2013.1.23日)
※ 蓮葉氷は、厳寒期の室蘭港を彩る風物詩です。