室蘭港崎守埠頭からの朝景色です。
埠頭の岸壁の最大水深は14メートル。巨大豪華客船、ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(総トン数
137,276)の巨体も接岸できる道内屈指の埠頭です。
今日も、超大型の木材チップ運搬船が接岸。早朝に関わらず、積み荷の陸揚げ作業が行わ
れていました。
木材チッ プ運搬船は、甲板上に設置されている3基の大型ク レーンと、荷下ろし用のベルト
コンベア用のホッパーが特徴的な船舶です。
3基の大型クレーンに吊り下げている、「UFOキャッチャー」にそっくりなクラブ バケット。貨
物庫から木材チップを掴み上げ、荷揚げ用のベルトコンベアのホッパに運び入れます。
木材チップは、ベルトコンベアで運ばれ船から陸上に荷揚げされます。
大型のシャベルローダーが、エンジン音を轟かせヤード内を走り回る。
陸揚げされた木材チップはパルプの原料となります。この後、木材チップ運搬車に積み込まれ
白老町にある大昭和製紙北海道工場などに運ばれて行きます。