イタンキ浜は、日本の渚100選にも指定されている風光明媚な砂浜海岸です。浜の総延長
は、1.7キロメートルほど。西と東側の浜は、著しく異なる景観を見せてくれます。
今日は、好天に恵まれました。ウォーキングを兼ねて、潮の香がほのかに漂う浜を散策する。
水生植物のミツガシワが水面に薄緑色の葉を出し始めました。意外でしょうがイタンキ浜に
隣接する海岸段丘には、ピオトープがあります。「NPO法人ピオトープ・イタンキin室蘭」により
復元された広大な草地の中の湿地です。湿地には、周囲の丘から流れ出る小さな沢水が流れ
込んでいます。湿地を好む植物、昆虫、野鳥の楽園です。
2013年6月に撮影しました、この場所で咲いていましたミツガシワの花です。
浜の前面は太平洋の大海原、水平線が弧を描くように広がっています。
浜の背面には、高さ80メートル程の火山砕屑岩の白い断崖が、浜にアクセントを付けるか
のように連なっています。