噴火湾沿岸や、さらに列島の南の地域で冬を越していた水鳥。3月も中旬になると、
秋に飛来して来た渡りのルートを逆戻り、遙か北の繁殖地へと飛び立ち始めます。
市の郊外の磯は渡り鳥の中継地、今年も数種類の水鳥が南の地域から飛来し始めて
います。
一帯の磯は、水鳥の餌となる海藻などの水生植物が豊富。
ヒドリガモ(緋鳥鴨)、雄鳥と雌鳥がいつも行動を同じくする。手前の頭部が茶褐色
なのは雄、地味な羽の色をしているのは牝です。
マガモ、この餌場が気に入っているのか毎年飛来する常連です。
マガモとヒドリガモ、ここまで仲の良い水鳥は他では見かけません。
コクガンの群れも羽を休める。コクガンは国の天然記念物に認定されている水鳥です。
これから、道内の沿岸の餌場に降りたちながら北上、遥か彼方の繁殖地のユーラシア
大陸へと飛び立って行きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます