雲ひとつない6月の青空が広がった。昨日UPしたエゾカンゾウの花に続き、今日の自生
地は、室蘭の景勝地ローソク岩の展望台の直ぐ脇、海面からそそり立つ150m程の小山の斜面。
展望台は海面から高い位置にある。さらに 右側の斜面は 見上げるような急勾配。
草を踏みしめただけの 細く足場の悪い道を登り詰めると中腹に辿りつく。
緩やかにそよぐ潮風に、花茎を靡かせながらエゾカンゾウが花を咲かせている。この場所
は、市内で最大規模のエゾカンゾウの群生地です。
近頃、まれにみる爽やかな青空が広がる。カメラアングルは室蘭市 絵鞆半島の最先端、
絵鞆岬展望台から噴火湾の眺望。海面が遥か遠くまで初夏の日差しを受けて煌いている。
絵鞆岬展望台の駐車場の直ぐ近くの雑木林の中に、エゾカンゾウの自生地がある。
ユリの花にそっくり形の鮮やかな黄色い花を咲かせている。エゾカンゾウの自生地は市内
に数箇所あるが、この場所は、その一つです。
新緑に萌える、ポプラ・カエデ・白樺の木。初夏の そよぐ風に梢を揺らしています。
オニクルミには雄花と雌花がある。雌花は明るい紅色でユニークな形。花の下の
膨らみが秋には、クルミをを実らせる。野生のオニクルミは、カシクルミに比べ殻は固く
形も少々異なる。
偶然に、煌くような青紫色の翅を持つ小さな蝶 ツバメシジミに遭遇。名の由来は、
後翅にある尾状突起に 因む美しい蝶です。
オオハナウドは、セリ科の植物。白い小花を蜜に付けて日傘のように咲かせている。
ホオノキは、モクレン科。モクレンやコブシの花に何処か似ている。大きな葉を携えて
清楚な花を咲かせる落葉高木です。
、
オオカメの木。白い小花を密に付けて咲いている。葉がカメの甲羅を連想させる事が
花名の由来。
野生の藤が周囲の雑木に絡み付き、木に咲く花と見間違うように、藤色の花を咲か
せています。
午後になって秋の空のような、羊雲・うろこ雲が空全体に広がった。当地は5月中旬以降、
例年になく天候が不順。最近の天気予報で良く耳にする「大気が不安定でしょう」。
一日の内、雨/晴れ/曇り/霧と順番を入れ替えるように、天気がめまぐるしく変化する。
今日の夕方は先ほどまで空を支配していた羊雲は殆ど消滅し,澄み渡る初夏の夕空が姿を現す。
カメラアングルは、室蘭市絵鞆臨海公園から西の方向。夕日にシルエットを浮かび
上がらせる大黒島の眺望です。
近頃、霧や靄が漂う、すっきりしない天気が続いていた。今日は一転、朝から一日中 初夏
の爽やかな空が広がる。
イタンキ浜は洋上から運ばれて来る霧の通り道。昨日までは霧に包まれ、50mほど前方が見え
ないほどの視界、久し振りに浜全体が姿を現してくれた。
イタンキ浜は、日本の渚100選に指定されている景勝地。一方、海浜植物が自生する自然豊
かな浜辺。今の季節に咲いている花々のご紹介です。
ハマエンドウ。この時期の浜の主役、蝶が舞うように赤紫~青紫色の花を咲かせて
いる。
エゾノシシウド(蝦夷の猪独活)は、海岸の砂地に生育するセリ科の植物。大柄で
純白な花は浜辺で咲く花の中で一際、鮮やか。
エゾカンゾウはユリ科の植物。当地の初夏を告げる花。ユリにそっくりな花を陽射し
に輝かせ咲いている。
ハマヒルガオ。厳しい浜の環境に耐え淡いピンク色の優しげな花を咲かせ始めた。
これからが、この花の季節の本番です。
ハマニガナ(浜苦菜)は、砂地から生え出すように鮮やかな花を咲かせる。葉の形が
イチョウの葉に似ていることから、別名はハマイチョウとも呼ばれる。キク科の海浜植物。
ハマナス。イタンキ浜に自生している海浜植物の女王。バラ科の植物、開花直前
の花はバラに良く似ている。爽やかな芳香を周囲に香らせながら咲き始めた。これから
一週間ほどすると花の最盛期を迎えます。
日中は数日振りに6月の爽やかな青空が広がる。夕刻になって霧が微かに水平線に
漂うが、久し振りに夕日が西の空を茜色に染める。
当地の今日の日没時間は、19:12。
カメラアングルは、室蘭港の一番外洋側に位置する北防波堤の基部にある小さな浜辺の
波打ち際からの夕日の光景です。
シラー ヒスパニカ、和名はツリガネズイセン(釣り鐘水仙)。淡青色のベル形の小花を穂状
に付けて咲いている。
庭に植えてから約20数年間が経過。とくだん肥料を与えなくても順調に生育し花を咲かる、ユリ科
の耐寒球根草です。
シバザクラでは珍しいブルー系の花、'オーキントンブルー'と'多摩の流れ'。
ヒダカミセバヤ(日高見せば)。花は夏の終わりに咲く。今の時期は、白緑の葉色
が花にも劣らない美しいセダムです。
セイヨウオダマキ(西洋苧環)が、今を盛りと個性的な美しい花を咲かせている。
ミヤマオダマキと異なり、花色も豊富で花の咲いている期間も長いオダマキです。
イワカラクサ(岩唐草)が、満開に花を咲かせている。先日、UP済みのイワカラクサ
は鉢植え栽培、このイワカラクサは、冬を屋外で越して来た露地植えのイワカラクサです。
八重咲きヤマブキ、山野で自生している一重咲きのヤマブキの可憐な花も好きだが、
このヤマブキの葉色と花のコントラスは、初夏の庭に爽やかな雰囲気を醸し出してくれる。
今年もライラックの花が咲く、清々しい季節が訪れて来た。当地では、この花が咲き始める
と初夏。微かな芳香を庭に漂わせながら 淡い紫色の花を咲かせ始めている。
昨日、写真の撮影時には汗ばむほど。今日は一転、東寄りの冷たい風、ヤマセがそよぐ初夏とし
ては少々、涼しすぎる一日です。
ヤマツツジが一斉に咲き始めた。わが家の庭には、品種不詳のツツジが6本あるが、
白花を残して全てのツツジが満開になりました。
サラサドウダン(更紗灯台)は、我が国の固有種。元来の自生地は、北海道南部~
四国地方の山間地の岩場。別名は、フウリンソウ。下垂れした花柄に薄黄色の地に紅色
の縦状が入る 愛らしい鐘形の小さな花を咲かせています。
イリス・クリスタータ。北アメリカから遠い昔に渡来した帰化植物。冬には地上部は
全て枯れ、春になると爽やかな葉を茂らせ、この時期に清々しい花を咲かせる。
草丈は15cmほどの小型種のアヤメ。花は雨に打たれるとオブラードのように姿を崩すが、
一方、乾燥には とても強い生育旺盛な多年草です。
室蘭八景、トッカリショの地名はカタカナ表記。国土地理院の地図上でもトッカリショ。
アイヌ語でアザラシ・岩。遠い昔、一帯の海にはアザラシが生息していた事が地名の由来。
周辺は、80m程の凝灰岩質の断崖絶壁が連なる室蘭を代表する景勝地の一つです。
オオハナウド(大花独活)。この時期の林縁で一際、目立つ大きな花を咲かせている。
室蘭八景、マスイチ浜。元々の地名はマスイ・チセ。語源はウミネコの住む場所。
道内には、アイヌ語に由来する地名が数多く存在します。
ヤブニンジン(藪人参)。やや湿り気のある藪などに自生するセリ科の植物。草名は、
葉の形がニンジンの葉に似ている事が由来。
室蘭八景、銀屏風の断崖絶壁に自生するヤマツツジ。
コンロンソウ(崑崙草)が道路沿いに点々と小群落を作り、アブラナ科 特有の4弁の
清々しい花を咲かせている。