冬の終わり1月から3月に子供を産む山羊。母山羊は春からの青草をたくさん食べてミルクを出し子山羊を育てる。そのミルクをわけていただいてフランスの村ではチーズを作る。そのチーズは初夏から夏の盛りが美味しいのです。夏ばてのころに山羊のチーズは効果的な栄養を与えてくれます。さらにワインがあれば、心もなごむことでしょう。自然と調和した人の知恵なのです。
夏のチーズの代表はこの山羊のチーズ、シェーブル・チーズでしょう。クアトロにも夏に美味しいシェーブルが二種到着。コイン型のチーズは南フランスからやって来た「ペラルドン」。ワインのコルク型のチーズはシェーブル・チーズのメッカ、フランス・ロワーヌからやって来た「ブション・サンセール」。どちらも爽やかな酸味とミルクの甘みを持った優しい味わいである。南フランスのペラルドンには、同郷のワイン「コート・ドゥ・ローヌ」の赤でも合わせましょうか。「ヴィオニエ」も良さそうです。ブション・サンセールはやはり「サンセール」でしょうか。「アルザス・リースリング」も良さそうです。
夏のシェーブル・チーズとワインを楽しむ夕べは楽しいものです。クアトロでお試しください。仕上げには冷凍室に入れられたグラッパ(イタリアのブランデー)も良いですね。