クアトロ食品偽装問題の記者会見が開かれた。
うつむいたシェフと隣にはクアトロのママだ。
記者「『秋鮭とイクラのタリアテッレ』の写真にマスノスケを使ったのは間違いないんですね」
シェフ「はあ」
記者「ところで、クアトロの父は何で出てこないんですか」
シェフ「はあ、逃げました」
記者「しょうがないな」
記者「どうして、秋鮭と偽ってマスノスケを使ったんでしょうか、そこのところをお答えいただけますか、シェフ」
ママ（小声で）「頭の中が真っ白に、って云いなさい」
シェフ「あの、頭の中が真っ白に」
このような事態を避けるために、事前にご説明したい。
今日、プレステンという折り込み誌の広告用の写真撮りをした。企画のタイトルは「秋の味覚」である。クアトロは「秋鮭とイクラのタリアテッレ」を売り込むことにした。しかし、秋鮭が今あるはずがないのだ。そこで、在庫のあった貴重なマスノスケを使ったのだった。８月３０日の柏地域の新聞に折り込まれるプレステンを見た方は、これは偽装だと騒がないでほしい。
