goo blog サービス終了のお知らせ 

ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワイン道を究める その四

2012年12月11日 | ワインの話

Photo ことごとく、道を究めたくなるのは日本人のサガであろうか。
年末になり、ワインを飲む機会も増える。
そこで、ワイン道を究めたいと思う方々に、レストランでのワインの作法を伝授しよう。
レストランでのワインのテイスティングこそ、ワイン道を究めるものの腕の見せ所である。
ソムリエがエチケットの確認を終え、ワインを抜栓する。
抜栓したコルクが、テーブルに置かれる。
これこそが、テイスティングの作法を展開するスタートの合図だ。
ここからは、その所作の意味を知るよりも、その形を覚える。
ワインのコルクには、一瞥を与えておき、そこに執着をはしない。
そして、ソムリエはワインのお味見をお願いしますと云ってくる。
グラスにワインを少量注がれる。
おもむろにそのグラスの脚の部分を持ち、斜め45度ほどの上方からワインの色を伺う。
次にグラスを鼻に近づけ香りを嗅ぐ。
ここで、一度グラスを鼻から遠ざけて、グラスを時計と反対回りに3回転させる。
そして、今一度鼻にグラスを近づけ、香りを嗅ぎ、流れる動作で、グラスを口に当てて液体を舌に乗せる。
鼻から息を吸い込みながら、液体を飲み込む。
じっと直立不動でワインボトルを抱えているソムリエに、いよいよ感想を述べる。
つづく

ワイン道/作法その4
ブルース・リーに習い、考えるよりも感じろとするべし。

※本日のクアトロのおすすめ
ワイン道を究める方々にだけ、こっそりとおすすめなのが、オマール海老のグラタンだ。
アチョーと叫びたくなる美味しさであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする