ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

大人の時間の泡もの

2012年12月16日 | ワインの話

Photo_2 クアトロに若狭湾から寒ブリが入荷した。
12㎏超えの特上の寒ブリだ。
脂の乗りが良く、その味わいは本マグロの大トロを上回る美味しさ。
この刺身を口に入れると、口の中の温度で脂が溶け、旨味が一気に広がる。
余韻も素晴らしい。
しかし、この後に飲むものが問題だ。
ここで、おすすめなのが、赤の微発泡ワイン“コルレイト”である。
赤の発泡酒は珍しく、赤ワインの持つタンニンが発泡酒には向かないものだが、イタリアのランブルスコは例外である。
しかし、ランブルスコと云うと甘いだけの安いワインと云うイメージであった。
そこに、ルカ・ダットーマと云う名醸造家が加わり造ったランブルスコ“コルレイト”が登場する。
ランブルスコでは珍しく辛口に仕上げてあり、脂の甘みなどととても相性がよい。
この寒ブリの刺身の旨味、甘みと調和し、至福の時をもたらすことだろう。
その他、クアトロの特上ウニや、生ハムなどとも合わせてみたい泡ものだ。
ちょっと大人の時間を演出する泡ものである。

コメント
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