ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

菊盛2013

2012年12月28日 | お酒の話

Photo クアトロは、今日で年内の営業は終了。
今年も、いつもと変わらぬご贔屓をたくさんのお客様にいただきました。
ありがとうございました。
震災以後は、いつもと変わらないことが特別に大事に思えます。
明日から、クアトロは例年のおせちの準備。
今年は、数量を大幅に増やしました。
その分が大変ですが、それがまた励みになります。
来年、初売りの日本酒の新酒「菊盛2013」も例年通り入荷。
「菊盛2013」は、山田錦100%を使い、48%精米した大吟醸を袋吊りにして絞った贅沢すぎる日本酒である。
熱処理殺菌もしない出来たての日本酒で、ビンの底には、うっすらとオリがたまっている。
オリが泳がないように静かに栓を開け、注意深くその酒を注ぐ。
この酒はトゥールシャンパングラスが良いかもしれない。
そのグラスを耳に当てると微発泡によるプチプチとはじける音がする。
香りを嗅ぐとパッションフルーツのような豊かな香りが鼻を突く。
そして口に含むと完熟のラフランスのような滑らかな酸味と甘みを感じる。
割水をしていない原酒ならではの深い味わいを持つが、微発泡のためか軽快な印象だ。
この新酒はクアトロの魚料理やチーズにとても良く合う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする