ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着チーズ~エティヴァ・ダルパージュ

2014年10月20日 | チーズの話

Photoすっかり秋らしくなり、過ぎた夏の日は遠い思い出に変わる。
その夏の思い出がチーズになってクアトロに帰ってきた。
“エティヴァ・ダルバージュ”と云うスイスのチーズだ。
スイスの美しい山々に囲まれたなだらかな丘にはきれいな花が咲き、のどかなカウベルが響く。
エティヴァは、Estivage=夏の放牧という意味があるように、標高1000メートルから2000メートルの高原で5月10日から10月10日までの間に高原の牧草を食べた牛のミルクからのみ作られたアルプスのチーズ。
放牧された牛たちは、自然に育った牧草や花を食べる。
その夏に放牧された牛のミルクは、山小屋で薪を燃やして加熱するのでアルペンの花の香りとロースト香のするチーズとなります。
昔ながらの製法を守り作られたこのチーズ、夏の思い出の味がするかも。

コメント
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