ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

プティ・アグールをもう一度

2019年02月11日 | チーズの話

今日の寒さに、重ね着のクアトロの父。
「着さらに着」から2月は「きさらぎ」と云うらしいから、納得のクアトロの父だ。
チーズも冬にはハードタイプのチーズが旨い。
フランス・バスク地方からやって来た羊乳のハードタイプ「プティ・アグール」も改めておすすめである。
バスク地方はピレネー山脈を挟んでフランスとスペインにまたがる地方で、山岳地帯ならではの羊乳のチーズが名産。
このチーズは表面に唐辛子を忍ばせて熟成させている。
コロンブスがアメリカ大陸を発見した時に、バスク地方の出身者がその船乗りだった。
アメリカ大陸から故郷へ持ち帰った唐辛子がバスクの名産になっている。
バスクならではの羊乳と唐辛子がこのプティ・アグールの濃厚でクリーミーな味わいを作る。
ジロールと云う器具で薄くスライスし花びら状にしたこのチーズとクアトロの父の選ぶワインや日本酒で心も体も温めたいものである。

コメント
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