ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語~オベハ・アル・ロメロ

2022年05月07日 | チーズの話

スペイン・ラマンチャで作られる“オベハ・アル・ロメロ”は表面をローズマリーで包んだ羊乳チーズだ。
羊乳ならではのきめの細かい乳脂肪のコクと甘みに、爽やかなハーブの香りが素晴らしい余韻を楽しませてくれる。

名作「第三の男」のラストシーン。
ウィーンの並木道をアンナがこちらに向かって歩いてくる。
脇で男がアンナを待っている。
アンナは男に見向きもせずに通り過ぎていく。
男はゆっくりとタバコを吸う。
セリフや解説はなく、切ないメロディーが流れるだけ。
この後、男はアンナを追って行くのだろうか、このままアメリカへ帰るのだろうか、最高の余韻を残す名画だ。

オベハ・アル・ロメロがのど元を過ぎていくと、爽やかな余韻が残る。
片手には白ワインが注がれたグラスがある。
この後、男は・・・。
最高の余韻を残すチーズ“オベハ・アル・ロメロ”、GWにクアトロで絶賛公開中。

※本日の夜の営業は、
 夜、8時30分お料理のラストオーダー、最終入店
 9時30分閉店とさせていただきます。
 お酒とデザート、ドリンクの提供は9時30分までとなります。
 また、1テーブル4名さままでのご案内となります。

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