ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語~パルミ29

2022年12月12日 | チーズの話

クアトロの開店以来29代目のパルミが到着。
そのパルミの正式な名称はパルミジャーノ・レッジャーノである。
長い名前なのでパルミと呼んでいる。
さて正式名称のパルミジャーノ・レッジャーノとは、パルマ市とレッジョ市で作られるパルミジャーノ・レッジャーノ協会の規格に合格したハードチーズの事である。
たとえば、柏市と流山市で出来たチーズをカシワジャーノ・ナガレヤマーノと呼ぼうと決めたようなものである。
そして、厳しい規格に合格したものだけが、パルミジャーノ・レッジャーノの認定の刻印を押される。
出荷数も協会により制限され値崩れを防止する。
生産者は銀行にパルミを預けて出荷調整をすることになる。
パルミを銀行へ持っていくとお金を貸してくれるという所以である。
粉末にしたものをパルメザン・チーズと云ってこちらの方が日本人には馴染みがあるが、これはパルミ風チーズでパルミを粉にしたものではなく、アメリカなどで作っている。
今日からクアトロで刻印の付いた本物のパルミの真ん中の部分をおつまみで食べられる。
切り立ての真ん中部分のパルミは特別に風味があり、しっとりとした感じで旨い。
まずは、29代目の真ん中のおつまみから楽しもう。

※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は8時30分
 アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは9時
 閉店は、9時30分。とさせていただきます。

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