イタリア・フリウリからのゴシップ談だ。
イタリアとオーストリア、スロヴェニアとの国境にあるのがフリウリ。
文化的にも、イタリアらしくないところで、住人は生真面目な人柄とか。
このフリウリは、イタリアの白ワインの聖地と呼ばれる土地。
このフリウリに、ディレナルドと云う評価の高いワイナリーがある。
そのディレナルドから“ゴシップ”と云う名前のワインがクアトロで人気だ。
このワインは、ロゼワインのように見えるが、あくまでも白ワインである。
ピノ・グリージオと云うブドウから造るのだが、グリージオとは英語でグレーのことだがよく熟させるとピンク色になる。
その皮目を浸して作るため、皮目からこのような色とコクが出るワイン。
このようなワインをオレンジワインと呼び、今や世界中でブーム。
コロナ禍の前に、このワインを試飲会で見つけたクアトロの父。
ディレナルドの人が試飲会で接客していたので、これはオレンジワインですねと、したり顔で訪ねたクアトロの父。
しかし、答えはノンであった。
どうやら、フリウリでは、このワインをラマート=赤銅色と伝統的に呼んでいるらしい。
流行の呼び方のオレンジワインではなく、私たちのワインは、もっと歴史のあるラマートなのだと云う。
何にしても、このワインは色々な料理に合わせやすい。
昨日、ご紹介した東京Xともクロスするゴシップである。
※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は20時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは21時
閉店は、21時30分とさせていただきます。