ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語2024~ブリーズ・ド・メール

2024年10月17日 | チーズの話

クアトロの父も70歳ともなると、昔を美化して思い起こす。
クアトロの父が若い頃、パリへ食の視察に出かけた事がある。
パリにある有名なチーズ屋へ出かけ、カマンベールを食べた時のこと、これは日本で食べるカマンベールとはぜんぜん違うと思った。
食べ頃が短いカマンベールは産地がパリに近いことからパリジェンヌに受け入れられた。
そのチーズを飛行機で日本に運ぶには、輸送に耐えるように塩分を多くしたりしなくてはならない。
パリで食べるカマンベールと日本のカマンベールが、味に違いがあるひとつの要因だろう。
そして、クアトロの父の昔の思い出を美化しての思い入れがあり、クアトロではカマンベールをメニューに載せなかった。
北海道からブリーズ・ドゥ・メール=潮風と云う名前のカマンベール・タイプのチーズが入荷。
タカナシ乳業が北海道の根釧地区で造るチーズ。
この土地は、カマンベールの地、ノルマンディーに気候が似ている。
ノルマンディーから、カマンベールの職人を招いて作るこのチーズは、本場に負けない美味しさ。
クアトロの父も、遠い昔のパリで食べたカマンベールの美味しさを思い出させるものである。

クアトロのホームページ

クアトロのおせち2025


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七十歳なにがめでたい。 | トップ | チーズの物語2024~アッ... »

コメントを投稿