○ロスバウド指揮南西ドイツ放送交響楽団(vibrato:CD-R)1952
vibratoとKARNAは怪しい(表向き)頒布CD-Rレーベルで、他レーベル音源からの剽窃すら行っているらしいが(あるいは同じ音源の使いまわしか)、じっさいアリアなどのリストの下のほうにただ列挙してあるものの中には、データはきちんとしているものの、結局中身が一緒という場合も多いようだ。データ精査と盤の材質にトラックの整備(余計なナレーションのカットなど)、一種の篩にかけて「怪しくなさそうなもの」を選んでくれている、その手数料がこの高額に反映されていると言えなくもないのだが。このサーカス・ポルカも最初いきなりブツ切りで始まるようなかんじで驚くが、聴くうちに余りに音が明瞭で拍手もないことから、恐らく放送用スタジオ録音か・・・未発売正規録音の海賊盤と思われる。演奏自体はきわめて整然と切れ味よく透明感すらあり、元々の世俗的な動機は失われているものの、たとえばペトルーシュカの正規録音のように素晴らしい綺麗な演奏になっている。アンセルメを思い浮かべた。○。
※2006-11-18 17:17:39の記事です
vibratoとKARNAは怪しい(表向き)頒布CD-Rレーベルで、他レーベル音源からの剽窃すら行っているらしいが(あるいは同じ音源の使いまわしか)、じっさいアリアなどのリストの下のほうにただ列挙してあるものの中には、データはきちんとしているものの、結局中身が一緒という場合も多いようだ。データ精査と盤の材質にトラックの整備(余計なナレーションのカットなど)、一種の篩にかけて「怪しくなさそうなもの」を選んでくれている、その手数料がこの高額に反映されていると言えなくもないのだが。このサーカス・ポルカも最初いきなりブツ切りで始まるようなかんじで驚くが、聴くうちに余りに音が明瞭で拍手もないことから、恐らく放送用スタジオ録音か・・・未発売正規録音の海賊盤と思われる。演奏自体はきわめて整然と切れ味よく透明感すらあり、元々の世俗的な動機は失われているものの、たとえばペトルーシュカの正規録音のように素晴らしい綺麗な演奏になっている。アンセルメを思い浮かべた。○。
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