湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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たまの温泉銭湯〜溝口温泉 喜楽里(黒湯、露天風呂)

2021年05月07日 | 東京温泉
スーパー銭湯でも規格化されたチェーン的な設備の温泉で、大通り沿いの平地の大きな建物ですが、内部はこのてのものにしてはややコンパクトです。食堂は広いですがリクライニング休憩室は狭め、浴室もやや狭めかもしれません。この湯楽の里・喜楽里チェーンは横須賀や幕張など関東に展開しています。場所によりスペースや設備やサービスが変わる部分もありますが、逆に宮前平などの最新スーパー銭湯と近似した構成のところもあります。露天部分については温泉掛け流しと循環の2つの大きめの岩風呂、寝湯、ベンチに植え込みという、どこかで見たような最低条件のものは備えています。屋内大浴槽は白湯の各種ジェット、黒湯高濃度炭酸泉(黒湯の高濃度炭酸泉は綱島のスーパー銭湯にありますが蒲田など一般銭湯にもなくもない)、シルク湯(マイクロバブル)とシンプル、シャワーがゴチャゴチャある奥にサウナが2つあり、これが恐らく人気で、温度の低い塩よもぎミストはおすすめ。ぬるい掛け湯が優しい、水風呂もあり。洗い場は少なめか。浴室はこんなところです。





昔来たときはさほど混んでいなかったので印象は良かったんですが、さすがにコロナ下出歩けない休日となると近隣と思われる人々でロッカールームは始終混んでいる。駅遠(来るならバスのみ)で車で来る人もさほど多くはなく、遠くからは来ないと思われます。この川崎市高津区千年には黒湯が出ますので、他に近辺に2軒ほど黒湯を持っている一般銭湯があります。千年温泉はリニューアルによって建物は小さくてもスーパー銭湯に匹敵するような設備と黒湯の濃さで有名です。黒湯という言葉は色と大雑把な成分のみ指すもので一意ではないのですが、対して溝口温泉喜楽里は1800メートル採掘の冷泉ではなく「温泉」で、現在はナトリウム塩化物炭酸水素塩温泉(低張性・弱アルカリ性)という表記になります。黒ビールのような千年温泉に対し薄めの茶色い透明な湯に見えます。しかしヌルザラがしっかりあります。ヌルヌルは成分的なもので、軟水銭湯のそれと似ています。ザラザラは濃い黒湯ほどではありませんが漬かってそのまま出て外にいると、肌に残ってつっぱるのが感じられます。

屋内の黒湯炭酸泉は茶色透明の炭酸泉で、ちょっと不思議なぬるっとした肌触りでした。えんえんと浸かっている人は多いです。対して屋外の源泉掛け流しですが、かなりサラサラしており温度が高いのもあいまって印象が異なりました。

近所なら行くところでしょうし、レストランは充実、岩盤浴などのサービスも完備しています。ほとんどタオルや館内着を借りる人はいないようですが平日は何も借りなければ800円台。回数券もあります。近所なら選択肢に入れてもいいかも。昔も書きましたが何を書いたのか忘れた。

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