○クラウス指揮ウィーン・フィル(capitol)
じつに中欧ふうの演奏振りでちょっと固すぎる感もあるが、それだけにコンサートホールで聴くに堪えうる格調のある演奏として特徴的なものになっている。安心して聴ける演奏であり、軽音楽ふうの楽しさより中欧のホールでしっかり聞くのに必要なマジメさを取り入れた演奏として、物凄い名演とは言わないが佳演と言うに躊躇は無い。特殊ではあるが、まじめさがその特異性を覆い隠した。
※2006/11の記事です。
じつに中欧ふうの演奏振りでちょっと固すぎる感もあるが、それだけにコンサートホールで聴くに堪えうる格調のある演奏として特徴的なものになっている。安心して聴ける演奏であり、軽音楽ふうの楽しさより中欧のホールでしっかり聞くのに必要なマジメさを取り入れた演奏として、物凄い名演とは言わないが佳演と言うに躊躇は無い。特殊ではあるが、まじめさがその特異性を覆い隠した。
※2006/11の記事です。