ワルター指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R他)1946-47
アメリカ時代のワルターらしい、ウィーンの頃の性急さ激烈さが、恐らくトスカニーニとアメリカ楽団の影響で即物的になり、性急でやや無味乾燥というか、ライヴとしての楽しみの無い「いつもの解釈の再現」に陥っているように聞こえる。団体が団体だけに硬質な音になってしまい、ワルターの芸が活きないのではないか。録音悪い。いつものワルター節ではあるが、いつもの芸すぎて何のひっかかりもなかった。
アメリカ時代のワルターらしい、ウィーンの頃の性急さ激烈さが、恐らくトスカニーニとアメリカ楽団の影響で即物的になり、性急でやや無味乾燥というか、ライヴとしての楽しみの無い「いつもの解釈の再現」に陥っているように聞こえる。団体が団体だけに硬質な音になってしまい、ワルターの芸が活きないのではないか。録音悪い。いつものワルター節ではあるが、いつもの芸すぎて何のひっかかりもなかった。