想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

真に強い者は吠えない

2008-10-02 13:50:11 | Weblog
  一般に大型犬を飼うのは大変だと思われているようだが
  そうでもない。
  逆に聞きたい、大変って何がよ?って。
  すると餌代がかかる、排泄物が多いという。これが先かよ!である。
  次に、場所とるでしょ、室内飼いに向かないでしょ、とくる。

  経験から言いますと、餌代(うちでは御飯代といいますが)は
  小学生が一人いるくらいでしょうか。何年たっても小学生。
  うちでは安いペットフードは使わないのでちょっと高めかも
  しれない、といってもドライフードで月に1万円弱。
  その他おやつが諸々で3千円前後。
  それ以外は手作りキャベツ御飯とか肉トッピング玄米御飯とか
  小麦に野菜ピューレを混ぜて焼いたおやつを食べてますね。
  どれもおいしそうで、母ちゃんにもくれ~というと、
  やーだよ、あげないよーとガツガツと素早く食べます。

  この食費が高いか安いかでいえば、わたしがフレンチとか
  イタリアンとかにシャラシャラしていけば一晩で使ってしまう
  金額なのです。
  しかし、犬を飼うとまったくシャラシャラしなくなるので、
  つまり浮いた分が犬に回るということ、人づきあいより安いかも。

  排泄物が多いでしょう、とか言う人は自分のことを棚にあげては
  いけない、それだけです。
  食う、出る、食う、出る、それは健康の証。毎朝晩、ベイビーの
  ウンチを紙に包んでビニール袋へいれる、その感触は生きている
  証。紙にとる前にじっと観察することも忘れません。
  赤ちゃんのオムツ替えをするお母さんたちも、この「観察」を
  怠らないでしょう。これは得難い体験で、赤ちゃんと違って犬は
  その生涯、これをさせてくれるのですから、日々イノチの営みを
  実感させてくれるというわけです。



  室内飼いより外のほうが風に吹かれたり、土の感触があったりして
  よいだろうと思っていたのです、最初は。
  もちろん犬は外が好きです。でも年中、どんなときもというわけでも
  ないです。そこらへんはほぼ、人と同じです。
  なによりも、室内で飼う意味は「人と同じところにいる」ということ
  にあります。
  犬は人のそばにいたいのですから。

  よく外につながれて吠えている犬がいます。
  かわいそうだなあ、と思います。
  吠えても、な~に? と聞き返してくれる人がそばにいないから
  ずっと吠えるのでしょう。
  しつけをすれば、犬はむやみに吠えたりないたりしません。

  うちの親分は吠えません。
  見知らぬ人が近づいているな、というのを室内で察知して
  まずわたしを見る、わたしがその場にいなければウオンと吠えます。
  留守番、テリトリーを守るために吠えるので、制止すれば
  やめます。

  本当に強いので、吠えたり騒いだりしないのです。
  昨日のK-1MAXで勝利した魔裟斗と同じなんだな、うふ。
  
  

  

  
  
  


コメント
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