色づいているのは紅のほかに、きいろ。
木によって、きいろも少しずつ違っています。
レモンイエローというと味気ないけど、和名では黄檗(キハダ)色、
緑みのあざやかな黄があります。
赤みのあざやかな黄は、花葉色(はなばいろ)、または鬱金色(うこんいろ)、
赤みがにぶくなると黄朽葉(きくちば)色になります。
日本の伝統色という色見本の本をよく見ます。仕事で使うときもありますが、
着物の色など確かめたり、今日のように葉っぱの色を知りたいときなど
ぜんぜん目的のないときにも、見飽きないので手近なところに置いて、
ぱらぱらめくって楽しみます。
黄檗は染料として紙を染めるのに用いられ、虫喰いを防ぐ効果があるので
写経用の染紙に用いられたそう。
また、黄檗と藍を合わせると、緑や藍色へと色が広がるし、
染料の用途のほかには、煎じると腹痛薬になります(本草綱目譯説)。
そういえば漢方薬で檗の字が入ったの、見たことあるなあ。
うさこは風邪薬など漢方を使います。
ツムラとかカネボウとかから出ている市販されているものですが。
できれば、木の皮を剥いて、「ほれ、これを煎じて飲みなされ」とか
言える仙人(いや五百人で)のような婆さんになりたいなあと思いますが、
ま、無理でしょ、アホですけん。
仙人はねずみ師におまかせ~として、わたしは風邪を引かないように気をつけよっと。
今日の親分は、シャンプーをしたのでピカピカの黒毛になって
ちょっとシチーボーイっぽくなってます。
おみせできなくて残念(もうグーグーイビキかいてるので)