想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

きいろもきれい

2008-10-28 00:28:47 | Weblog

  色づいているのは紅のほかに、きいろ。
  木によって、きいろも少しずつ違っています。

  レモンイエローというと味気ないけど、和名では黄檗(キハダ)色、
  緑みのあざやかな黄があります。
  赤みのあざやかな黄は、花葉色(はなばいろ)、または鬱金色(うこんいろ)、
  赤みがにぶくなると黄朽葉(きくちば)色になります。

  日本の伝統色という色見本の本をよく見ます。仕事で使うときもありますが、
  着物の色など確かめたり、今日のように葉っぱの色を知りたいときなど
  ぜんぜん目的のないときにも、見飽きないので手近なところに置いて、
  ぱらぱらめくって楽しみます。

  黄檗は染料として紙を染めるのに用いられ、虫喰いを防ぐ効果があるので
  写経用の染紙に用いられたそう。
  また、黄檗と藍を合わせると、緑や藍色へと色が広がるし、
  染料の用途のほかには、煎じると腹痛薬になります(本草綱目譯説)。
  そういえば漢方薬で檗の字が入ったの、見たことあるなあ。

  うさこは風邪薬など漢方を使います。
  ツムラとかカネボウとかから出ている市販されているものですが。
  できれば、木の皮を剥いて、「ほれ、これを煎じて飲みなされ」とか
  言える仙人(いや五百人で)のような婆さんになりたいなあと思いますが、
  ま、無理でしょ、アホですけん。

  仙人はねずみ師におまかせ~として、わたしは風邪を引かないように気をつけよっと。
  今日の親分は、シャンプーをしたのでピカピカの黒毛になって
  ちょっとシチーボーイっぽくなってます。
  おみせできなくて残念(もうグーグーイビキかいてるので)
                          


  

  
コメント
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