想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

秋のおすすめランチ縄文風

2008-10-17 13:51:10 | Weblog
    ノーベル賞受賞で素粒子がにわかに脚光を浴びるのを秘かに喜んでいるこの頃、
    山へ戻ると少し秋が進んでいましたよ。
    やっぱりほっとします、この空気。
    首も回るようになったことだし、背伸びし、ばくばくばくと息を吸いました。

    呼吸の文字、よくみれば呼ぶ? ああ、吐く息のことですね。
    息は最初、吐かないと入ってこない、深呼吸は最初は吸ってはいけない、呼ぶ息、
    つまり吐くと自然に入ってくる。うまく出来てますねえ、ハイ(肺)。
    ばくばくばくと欲張りに吸ってばかりだと、ただの過呼吸に陥るので用心!
    明るい過呼吸なんて聞いたことないけど、アホな子はやりかねないので。
    
    今日はすでに書いていた記事を却下して、食材を探してきました。
    すぐ前の小道に数日前には栗がたくさん落ちていました。イガがついたままで
    ピカピカの栗。小ぶりでかわいらしい、そう思いながら歩いてたのですが‥
    今日はつぶれたイガがたくさん散っているだけ。栗は見当たりません。
    誰かが栗拾いしたようです(たぶん、村道の草刈りにきた村人1、2号でしょうなあ)

    栗の実はイガを残して一ツブも見当たらなくなっていましたが、
    どんぐりちゃんは、たくさんあります。
    今日の目的は、実はこのどんぐりなのです。

    どんぐりを食べていた縄文時代の人を思いつつ、ホウの木の葉っぱをお皿にして
    盛りつけしました。
    



    竜胆も咲いていました。
    来週くらいには、楓が色づくかもしれません。
    ねずみ師の吹く尺八が、風のなかに聴こえる季節です。
    秋をもうしばらく楽しみながら、神代以前を想像しています。
    素粒子以前‥。

    
コメント
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