想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

楽しい小学生

2008-10-13 15:34:39 | Weblog
    建物の陰にある紅葉した木は、まだ若木で川べりに落ちた実生。名前は知らない。
    周囲より一足先に見事に色づいた。




before after ってのはこじつけ、これはたしかに塗る前の壁の状態だが
   塗ったあとのいい感じ~を撮っていない。
   で、Nつよし君とうさこの会話で再現すると‥

   「おおお、新しくなったみたい、みちがえるね」
   「そうですね、やっぱいいですね」
   「売れるね、これなら」
   「ええっ、売るんですか」
   「売らねえよっての。誰が買うのよ、この山んなか」
   「‥‥、なんすか、それ」
   「ジョーダン、通じないなあ。キレイになったねってことよお、つまり」
   「でしょ、でしょ。」



    Nつよしの悪い癖は、なんでも手柄にしたがるところである。
    手柄たてずにおらりょうかー、って歌があったなあ、進軍ラッパが彼の体内では
    鳴っているのでしょうか。で、いずこへ? 進まれますか? と聞いてみたい。




    屋根の上から見下ろした裏山への小道。
    いつもくんくん親分と歩いてる道なのに、まるで違う場所みたい。
    みどりのトンネルは風景画か観光写真を切り抜いた絵のようだ。
    目の前に今見えている景色、なのにどこかで見たような気になる。

    情報漬けの日々にいると、こんなあたりまえも「逆転」に思えたりする。
    
    アングルを変える。するとそこに違ったものが見えて来るというのは本当なんだな。
    ここにいると、カンタンなことや言い古されたことが、あらためて実感としてわかる。
    素朴に学習する日々、うさこの気分は「楽しい小学生」である。
   


 
    
コメント
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