想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

きっぱり、だー

2008-10-19 01:09:34 | Weblog

   昨日のどんぐりランチプレートの写真を見て、
   「おしりで作ったね~」と言った人がいます。
   しばし、ん?
   「だって、ケッサクでしょ」と自ら説明していただきましたので
   一件落着、うさこは修行がたりんようです。

   ねずみ師の戯言はさておいて、今日の空はごらんの通り!

   きっぱりーーーーだ。
   秋なので、それでも夏のように激しくはなく、きっぱり。
   オトナな明快さで、ちょっとやさしげでもあり、です。

   思いがけないことはよくあるものです。
   人生、思う通りにはいかない、それが人生。
   で、なにかあるとその先の先の先くらいをころがるように想像して
   先々、全部がだめになってく気がする、って奈落的思考のパターンに
   はまったことありませんでしょうか。

   そういうときは、先の先を思うのをまずやめる。
   思ってもすぐにやめる。
   やめてどうするか? 
   はい、やめるだけです、思うのを。

   思うと次のページが開ける、それは脳のはたらきですね。
   別に命令しなくても脳は次のページを開いて、どうよどうよ、こうよ、と
   たずねもしないのに見せてくれる。そういうふうにできているねえ。
   よけいなお世話なのであります。



   先の先を思うより大切なのは、まず目の前にあることだけを
   どうにかしようと考えるってこと。

   創作しようとすると、なぜか先の先の先へとどんどん開けてくるという
   便利な脳のはたらきがストップすることがよくあります。
   よけいなお世話をお願いしたいときに限って、何も出てこなくなる。
   この場合にはどうするかというと、はい、きっぱりーーー考えるのを止め!
   ぽか~ん、すこ~ん、と歩いたりしてると、脳は勝手に動き始め、
   突然ページがめくられます。

   そう、人生は予想がつかない。
   つかないのを考えるのがどうかしています。
   いや、そのときこそ考えねばバカでしょ、と思っているカシコイ人は
   どこまで考えているのでしょうか。

   カシコイならばせいぜい考えるのは先の先ではなく、先の手前の今、でしょ。
   うろたえて脳の暴走にまかせるのではなく、今やるべきことだけをしっかりと把握し
   (把握する方法は誰かに相談してもよし、調べてもよし、そのことに集中)
   そこに全神経をそそぎ、行動し、展開を待つ。
   その繰り返しが先の先の先の先へと続いていく、そしておもいがけないことからの
   自力脱出をはかれる、すると思い通りへと無事着地するわけです。
   な~んだ、そうかそうか、とか言うようになったりします、現金なものです。

   きっぱり派のうさこは、だいたいにおいて、ぽか~んの時はベストコンディションです。
   そいでもって、きっぱりと行動している。
   一見矛盾に見えますが、心身一如には最適です。

   先のことなど、知りようもありません。
   願いは今日のひとひでありますなあ。

   
   
  
   



   
   
コメント
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