りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

容疑者。

2009-08-07 | Weblog
酒井法子容疑者。




彼女がこんな呼称になるだなんて、いったい誰が想像しただろうか。




哀しさよりも悔しさよりも、言葉にできない虚しさがこみ上げてくる。




とにかく、早く、出て来い。
コメント (2)
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誕生日。

2009-08-07 | Weblog
昨日はお袋の誕生日だった。
仕事が終わって帰宅すると、娘が“おばあちゃんに渡したい”と
誕生日のための絵を描いていた。
時計を見ると、午後8時すぎ。
僕は娘と息子を車に乗せて、実家に向かった。

実家まで車で5分程度。
娘は少し照れ気味に“おめでとう”と言いながら、
描いた絵を手渡した。
その様子をみていた1日違いで6歳の誕生日を迎えた息子が
「僕もねぇ、何か描こうと思ったんだけど、昨日が僕の誕生日だったから
忙しくってねぇ~、結局描けなかった」
と、一丁前に言い訳しやがった(笑)
すると息子の頭を撫でながら、
「ええんよ、こうやって来てくれただけで、おばあちゃんは嬉しい。
ありがとう」
と、いつも孫にだけ見せる優しい笑顔を、さらに柔らかくしてお袋は
そう言った。

「・・・ところで、何歳になったんだっけ?」
「65歳」
達観なのか諦観なのか分からないが、吹っ切れた口調でお袋は
答えた。
「65歳かぁ・・・俺も来月で40歳だもんなぁ」
「そうじゃねぇ、あんたも40歳ね・・・」
「そう、40歳」
「子どもらも大きくなったねぇ・・・」
とお袋が息子を眺めながらそう呟いた。

お袋は24歳で結婚し、その翌年に僕は産まれた。
「25歳で初産って・・・今考えると、早いよな」
と僕が言うと、
「今と時代が違うけぇね。あの頃はそれが普通じゃった・・・」
独り言にように答えるお袋。

その後、国民年金の話や、子どもの習いごとの話や、お盆休みの話など、
他愛のない話をして、15分ほどの滞在で帰宅の途についた。

帰る間際、お袋は娘と息子にお小遣いを渡した。
嬉々として遠慮なく受け取る子どもたち(笑)
“それじゃあ、今日帰った来た意味がなくなるだろ!?”と僕が
お袋の行為を制すると、
「ええんよ、これでアイスクリームでも買いんさい・・・ね」
と言いながら2人の子どもの頭を優しく撫でた。

きっと今のお袋にとって自分という存在は、もう親父の妻でもなく、
僕の母親でもなく、弟の母親でもなく、5人の孫たちのおばあちゃんと
いうのが一番大事なのだろう。

“また、帰ってくるわ”と言って僕は玄関を出た。
“今度、泊りに来るね”と言って娘は玄関を出た。
“今度、来てね”と言って息子は玄関を出た。

お袋は、僕ら3人に「ありがとうね」「身体気をつけてね」と何度も言った。
帰宅後、僕は大切な言葉をお袋に言い忘れたことを思い出した。


誕生日おめでとう。
いつもありがとう。
いつまでも、元気で。
コメント
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