りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

さらば、画伯。

2009-12-03 | Weblog
平山郁夫画伯が、お亡くなりになった。

享年79歳。
若すぎる。
画家としては、あまりにも若すぎる。

画伯は、僕が暮らすこの町の出身だった。
僕が暮らす島とは違うが、画伯が生まれ育ったのは
同じ瀬戸内海の生口島(いくちじま)という島だ。
穏やかな海と、急峻な山々、その斜面には柑橘畑が広がる、
瀬戸内海の風景そのもののような島である。

その生口島には、「平山郁夫美術館」がある。
画伯の幼き頃の絵や、代表作の下絵なども展示してある。
http://www.hirayama-museum.or.jp/

他の地方の方々からすれば、画伯がどのような存在だったのだろう?
僕には今ひとつ、よく分からない。
上手く表現出来ないが、自分や家族を客観視するのが難しいように、
地元の人間としてはあまりにも身近すぎて、画伯を客観的に視れないのである。
やはり、偉大な画壇の巨星、落つ・・・という感じで捉えられているのだろうか?

今年もあと一ヶ月を切ったこの時になって、惜しい人がまた一人、天国へと旅立たれた。
できれば、80代、90代の平山画伯の活動と作品をぜひとも見たかった。

それにしても、今年はあまりにも、口惜しい“さよなら”が多い気がするのは僕だけだろうか?
“もう、誰もそっちに呼ばないでくれ”と神様にお願いしたいくらいだ。

最後に、平山郁夫画伯のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
コメント
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