りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

娘の本心。

2010-03-02 | Weblog
夕べから、娘の様子がおかしい。

だるそうな、面倒くさそうな、しんどそうな雰囲気。
何を問いかけても空返事。
顔も暗く浮かない表情。

夕食後、娘の部屋に行った。
娘は宿題を終えて、明日の準備をしていた。
「もう、宿題は終わったのか?」
「うん・・・」
「どうした?しんどいのか?」
「ううん」
「大丈夫か?」
「大丈夫」
「本当に?何かあったのか?」
「・・・何もないよ」

娘とこんなぎこちない会話を交わしたのは初めてかもしれない。
しかも会話の間、娘は終始、僕の顔を一切見なかった。
この後、妻に話した。
妻は眉間に皺を寄せて首を傾げたが、妻も心当たりがない。

「風呂に入るぞ~」
僕はそう言って、息子を誘った。
いつもなら娘も一緒に入るところだが、わざと誘わなかった。
妻と話し合って、母親と二人きりにしてみることにした。

息子は少し不審がって「おねえちゃんは入らないの?」と尋ねたが、
なんとか誤摩化して、僕と息子は浴室に向かった。

男の風呂だから、普段はそんなに時間はかからない。
でも、昨夜だけは息子と一緒に長風呂にひたった(笑)
それでも、30分が限界だった (^_^;)

風呂から上がると、僕はそのまま2階に上がり、パソコンを起動させて
ネットを見ていた。
そこへ妻がやってきた。
娘にやんわりと尋ねたそうだが、結局、娘が沈んでいる真相はハッキリと
分からなかったそうだ。
ただ、明日(今日)は、小学2年生から続けている合唱団の練習があるそうで、
最近は、どうもその合唱団を辞めたがっているらしい。
理由もハッキリとは分からないが、妻が察するに、指導する先生が娘が入団
した頃の先生から新しい先生に変わったらしく、以前より指導が厳しくなったそうだ。
そして、それに呼応したわけではないだろうが、娘となかよしだった子たちの何人かが、
他の習い事に専念するために最近、いっぺんに辞めてしまったらしく、その辺りが
理由ではないか?と妻は推測していた。
少なからず、僕が最も懸念していた、いじめではないようだ。

結局、娘は風呂に入らず、そのまま就寝した。
しかし昨夜は自分の部屋のベッドではなく、やはり何かがひっかかって心細いのか、
僕らと一緒に寝た。

今朝、娘は普通に学校へ登校した。
しかし、顔は相変わらず浮かない表情だった。
「行ってらっしゃい」と、先に家を出る娘に
元気に声をかけてやったが、返って来た返事はいつもよりも明らかに覇気がなかった。
娘の本心を察すれば、今日は学校を休みたかったのかも知れない。

今頃(現在、正午過ぎ)、娘は学校で浮かない顔で給食を食べているのだろうか?
僕も小学生時代、学校に行きたくない日があった。
6年間の半分近くはそんな毎日だったかもしれない(笑)
しかしその理由なんて、今から思えばとっても些細などうでもいいようなことだったりするのだ。
でも、当時の僕には、どうしようもなく高い壁だったり、深い溝だったのだ。
今の娘の心境もそうなのかもしれない。

今日、帰宅したら一緒に風呂に入ろうと思う。
湯船でゆっくり話しができたら。
暖かいお湯が身体だけでなく心もほぐして、
本心を話してくれたら。。。と思っている。
コメント (2)
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