りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

表彰式。

2010-03-14 | Weblog
今日、「第34回ふくやま文学選奨」の表彰式が行われたので
行って来ました。



この文学賞、広島県東部を中心とした小さな文学賞ですが、
短編小説、随筆、川柳、短歌、俳句・・・とあらゆる言葉による
表現のコンクールで、いわば“日本語の作品コンクール”の
ような趣きの文学賞。

そんな文学賞において、僕は、幸運にも昨年に続き、
2年連続で短編小説部門で入賞させていただきました。
もっとも、最優秀賞ではなく、今年も佳作でしたが・・・(^_^;)

作品名は、「エミリー」。
ご存知の方もいるかもしれません。
以前、このブログにUPしたことがあったので。
今回、再度改稿して、もう一度登場人物のディティールやあらすじを
修正して応募した次第です。

・・・で、受賞者名簿を見てビックリ
短編小説部門で最優秀賞を獲得された方は、木下訓成さんと
いう方で、全国のアマチュア作家対象の文学賞で、のきなみ
受賞している常連の方で、僕が今まで応募した文学賞でも、
ことごとく大賞や最優秀賞をかっさらっていかれている方なのだ。



ちなみに、3年前の「中国短編文学賞」で、僕の作品が最終候補まで
残った時も、大賞は木下さんの作品だった↓

http://www.chugoku-np.co.jp/prf/tanpen/40/4001.html

“この人が応募しなかったら、受賞してたんだよ”って
なんど冗談半分、本気半分で愚痴ったことか(笑)
この時も心底悔しかったけど、木下さんの作品を拝読して納得した。
それはもうメチャクチャ巧くて巧くて・・・。
夕陽の沈む風景の描写なんて、到底僕には書けません

そんな木下さんと今日、はじめてお会いした。
とても穏やかな紳士な方で、上記の旨を僕が笑いながらお話したら、
“それはそれは、すみませんでした。でも、もう寿命ですから
来年にはいないかもしれませんので、許してやってください”と
笑いながら、お答えになった。
やっぱり、巧い文章を書かれる方は受け答えも洒落ている

今年は、最優秀賞の方のみ賞状と副賞の授与で、優秀賞と佳作の
人は、なんと賞状がなし
その代わりに、副賞のデパートの商品券のみ・・・



事情は詳しく説明してくれなかったが、どうもすべての人に
賞状を渡せるだけの予算がなかったようだ。
主催は福山市の外郭団体、共催は教育委員会だからなぁ。
もしかしたら、こういう所にも仕分けの影響が響いてるのかな?

副賞は、上述したとおり、至近のデパートの商品券だったので、
帰りに寄り道がてら、さっそく使わせていただきました(笑)
よく考えたら、奇しくも今日はホワイトデー。
家族で食べられる、それなりのスイーツを購入。
こういうものは、即行で使わなきゃ

・・・で、昨年の表彰式の日記の締めに“今年のりきるさんは、
こんなもんじゃ終わらないよ”という威勢のいいセリフで
終わらせたら、結局“こんなもん”で終わったので(爆)、
今年は謙虚に締めたいと思います・・・・

今年のりきるさんは、まだ何かありそうな気がしますよ(笑)
コメント
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