りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

古墳。

2010-06-12 | Weblog
今まであまりこのブログでは語ってこなかったけど、僕は、古墳マニアだ。

古墳、大好き
1週間でも休みがあれば、奈良の“山辺の道”をゆっくり散策してみたいなぁ

写真は、昨日仕事でお邪魔したとある事務所の至近にある古墳。
名前は「松本古墳」という。
5世紀後半の古墳で、長年、方墳と思われていたが、調査の結果、帆立貝形古墳と
判明したらしい。瀬戸内海地方で帆立貝形古墳が築造されるのは珍しく、
広島県の史跡にも指定されている。

この周辺は瀬戸内地方でも比較的古墳が多い。
もっとも大和や筑紫、出雲地方はもちろん、同じ瀬戸内地方の吉備地方ほどでは
ないが、有力な豪族が支配していた地域のひとつだと推測されている。

実は、5年ほど前まで、僕はこの古墳のすぐ近くの借家に住んでいた。

だから、休日にはこの古墳や、周辺の小さな祠のような古墳まで散歩に出かけたものだった。
子どもが生まれてからは、子どもをベビーカーに乗せて古墳に登ったこともあった(爆)
なんで、そんなに古墳にこだわるのか?
そう尋ねられても上手く答えられない。
ただ、答えになるか分からないが、古墳が築造された場所には共通する点がある。

それは、眺望が素晴らしいということだ。

古代の人々も、きっと古墳に葬り祀る人のために眺望の良い場所を選んだのかもしれない。
古墳の墳丘に登ったり、古墳が群集する丘に登ると、そこからはキラキラと波が光る瀬戸の海と
幾重に重なる島々と、そして天気がいい時には、遥か遠くに四国山脈までが眼前に広がって
見えるのだ。
古代の人もこの景色を眺めたのか・・・と思うと、胸が熱くなる。気持ちが高鳴る。
心がワクワクしてくる
そして、古代にまつわるいろんなことを、心ゆくまで一人で思い描く。
それが僕が過ごす休日の楽しいひとときだった。

・・・やっぱり、職業、間違えたかなぁ(笑)?
コメント
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