りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

非日常。

2010-06-17 | Weblog
昨日の朝、出勤途中。

いつも大きな造船所の前を車で通るのだが、その正門に“◯◯丸・進水式”と
いう立看板が設置されていた。

僕が暮らす街には造船所が数多くある。
さすがに高度成長期の頃ほどの隆盛はないにしろ、それでも造船所から聞こえる
鉄がぶつかり合う音やサイレンの音を聴きながら、僕らは育ってきた。

でも、その看板を見てあることに初めて気づいた。
これだけ造船所の多い地域に暮らしておきながら、僕は今まで船の進水式という
ものを、一度も見たことがないのだ。

数年前。
進水式に参加した知人の話を聞いたことがある。
それは、もうとてつもない迫力だったらしい。
知人は身振り手振りをくわえながら僕に説明し、そして最後にこう付け加えた。

“非日常の風景だったよ”

非日常。
進水式の告知看板を目にして、僕はその言葉を思い出したのだ。

最近、“非日常”的な出来事を体験していない。
楽しいことや面白い出来事は、周りでよく起っている。
しかし、それはあくまでも“日常”の範疇での出来事だ。

ここで“非日常”の具体的な事例を挙げられればいいのだけれど、すぐに思いつかないし、
思いついても、安易にここに挙げられるような出来事じゃないかもしれない(爆)
簡単に書けば、家族や仕事や友達やお金やなんやかんやと、毎日の僕を束縛している
ものから解放された空間と時間のことになるのだろう。
普段使っていない脳味噌の分野が沸騰するくらいの出来事との遭遇、体験・・・とも
言えるかもしれない。

梅雨入りをして以来、気圧が低い毎日が続いているせいか、正直言って、テンションが低い。
諸々の考え事も、多い。
非日常を希求する気持ちになっているのは、おそらくこれらが原因なんだろう。

雨雲の上には、青空があるはず。

なんだか、着地点のハッキリしない文章になってしまった
まぁ、こんな日もあるということで (^_^;)
※写真はイメージです。
コメント
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