りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

統廃合。

2011-12-15 | Weblog
昨日の地元の新聞の地域欄に、教育委員会が発表した将来の尾道市内の
小中学校の統廃合について記事が掲載されていた。

僕の母校である小学校も、統廃合の対象になっていた。

予定では、中期目標として、15年以内に同じ町内の小学校と統合される
のだそうだ。

僕が入学し卒業した小学校は、今から35年前に開校した。
僕がその小学校に入学したのも、今から35年前だ。

つまり、僕は、その小学校の入学生第1号だったのだ。

学校は家から約2km離れた海沿いにあった。
小学校に入学したばかりの7才児には、その道のりは果てしなく遠く
感じたが、周辺の他校の児童や保護者が羨むほどの最新の設備と
施設が整ったピカピカの小学校へ通学できることは、この上なく嬉しく、
幼いながらもちょっとした優越感を感じていた。

そんな小学校が廃校になるなんて・・・。
長くてもあと15年・・・。
たった50年しか保たなかったなんて・・・。

僕らが在校中は300人以上いた児童も、今では100人余りしかいないそうだ。
尾道市全体を見回しても、小中学生の人数は現在1万人弱らしいが、
10年後には6000人にまで減少するという。

日本の少子高齢化が叫ばれて久しいが、このように地域社会での実数を
挙げられると、否応なく、それが押し迫ってきていることを実感させら
れてしまう。

母校の正式な廃校時期は、まだ明確になっていないが、確実に15年以内に
“その日”は訪れる。
閉校式とか、行われるのだろうか?
もし行われるのならば、できれば出席したい。

最後の最後に、もう一度、母校の校歌をおもいっきり歌ってみたい。
コメント (6)
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