りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

目覚まし時計。

2012-04-02 | Weblog
先日、実家に帰った時、かつての自分の部屋で探し物をしていたら、
押し入れの奥からこんなものが↓



これは、高校時代に購入した目覚まし時計。
それまでも目覚まし時計を持ってはいたが、より強力な目覚まし音の
時計が必要になり、購入したのだった。
なぜ必要になったのか?

それは高校2年の時、大遅刻したから。

起きたら、正午だった(笑)
明らかにタイムオーバーになってしまうと、人間は開き直る。
ボクは遅い朝食(と言っても、お袋が作った昼食の弁当だけど)をしっかり取り、
その後、テレビをつけて「笑っていいとも!」を最後まで視聴した後、制服に
着替えて登校した←律儀によく行ったもんだと思う(笑)
当然だが、その後、担任教師から家に連絡が入ったため、親から烈火のごとく怒られ、
翌日には新しい目覚まし時計を買った(正確には無理矢理買わされた)。

アンティークっぽいデザインで、時間になるとベルを内側を叩いて鳴るこの時計は、
それまでのデジタルアラーム音の目覚まし時計と違って、まるで頭の上でシンバルを
叩かれているような音が鳴りまくるので、おかげで一発で目が覚めた。

しかし、それも1ヶ月ほど。

いつの間にか甲高いベルの音にも慣れてしまい、しかも機能までもアンティークっぽく
作られていて、目覚ましのボタンを1回押せば、二度と鳴らなくなるので、遅刻防止の
切り札とはなり得なかった。

それでもこの時計は大学卒業まで使った。
これに代わる新しい目覚まし時計は、社会に出るのと同時に購入したっけ。
さすがに社会人になってからの遅刻が許されないことぐらいは、ボクでも重々承知して
いたので。

それからまた20年ほど時間が過ぎて、今では、目覚まし時計も携帯電話に取って代わら
れたような感じがする。
そういうボクも枕元に置いているは、携帯電話だ。

実質、今日からが新年度。

新社会人たちも大半が今では目覚ましは携帯なのだろうか?
なにはともあれ、遅刻にだけは気をつけて。
社会人になって最初に闘ったのは、仕事でも他社でも同僚でも上司でもなく、時間だったのだから。
コメント (2)
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