りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

入学式。

2012-04-07 | Weblog
昨日は娘の中学校の入学式だった。

小学校の卒業式には出席しなかったが、入学式にはできれば
出席したいなぁ、と以前から思っていた。

当たり前だが、今日、娘の制服姿を初めて見た。



仕方ないのかもしれないが、明らかに着ているのではなく、
着させられている状態(笑)
ボクらの頃はセーラー服が主流だったから、いまだにブレザーの制服は、
いまひとつ見慣れない。
時間が過ぎて娘の制服がピッタリになれば、見慣れてくるのだろうか。



ブログにも何度か書いたけど、娘が入学する中学校は、ボクの母校でもある。
会場は建て替えられて新しくなった大きな体育館。
一緒に校歌を歌えた時は、ちょっと感慨深いものがあった。

もうひとつ。

今の中学校の校長先生は、奇しくもボクが中学1年生の時、担任だった先生だ。
その昔、担任と生徒という立場だったのに、30年の時間を経て、お互い校長と
保護者という立場に変わって同じ中学校で再会するのは不思議な感覚だった。

30年ぶりに先生の話。

声色は変わっていなかった。でもずいぶんと話し方が優しくなったような気がした。
昔はよく烈火のごとく怒られて、殴られたこともあったのに・・・。
先生、年をとったな・・・まぁ、もう60歳過ぎてんだから、当たり前か(笑)

その後、教室へ移動した。

今も同じ街に暮らしているので、中学校の近辺は日常的に通ったりすることもあるが、
校舎の中に入ったのは、卒業以来。27年ぶり。

懐かしかった。
目に映る風景は、ほとんど変わっていなかった。
廊下も、そこから見える中庭の風景も、相変わらずまったく使われていない屋上の
天文台も、何もかも。









ひとつだけ違ったように感じたのは、そこから見えるすべての景色が、微妙に
コンパクトに見えた気がする。
そういえば、教室も“こんなに小さかったかなぁ”と思ってしまうほど狭く感じた。
小学校時代ならともかく、中学生の時だから、そんなに身長も変わっていないはずなのに。

おそらく、中身なんだろうな。

あの頃のボクは、今よりまったく中身が小さく、取り囲む世界も、今よりずいぶん小さかった
証拠なのかもしれない。

さて、あの頃のボクと同じように、まだまだ中身も世界も小さい、ボクの娘。
長い人生で、最も多感で最も変化が大きいこの3年間を、どんな風に過ごしてゆくのか。

父親としては、つかず離れずで見守ってゆくこととしましょうか。
コメント (4)
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