9.SUNRISE EXPRESSと再びの快晴-旅の終わり
入線してきた285系を取材し、荷物を個室においてからいったん改札を出て、
売店で夕食用に「焼き鯖寿司」やビールなどを購入し、
今度は「サンライズ出雲」のきっぷで入場する。
出発時間は18:55で、時間いっぱいまで車両取材する。
しかし時間ぎりぎりで列車に戻ると、車内放送があり、
接続する予定の山陰本線上り列車が遅れているために10分遅れるとのこと。
そのためこの時間を利用してさらに車両取材する。
しかし実際には車内放送があって直ぐにとなりホームに列車が入線してきたため、
車内に戻ると3分遅れで発車するとのこと。
そのままホームにいたら置いて行かれるところだった。
最初に荷物を置きに来たときに既に車掌が来て検印して貰ったため、
そのまま列車が発車したと同時にビールを開け、一人で乾杯する。
個室内には「Welcome to SUNRISE EXPRESS」という小冊子が置いてあり、
車内禁煙について
シャワー室について
時計のアラームについて
オーディオ・ビジュアルサービスの案内
などの説明書きが書かれていて、裏面には個室やノビノビ座席の紹介などが載っている。
シャワー室に関しては車掌からシャワーカードやタオルなどを購入して利用するのだが、
A寝台である“シングルデラックス”の利用者6人に関しては、
シャワーカードとアメニティグッズ一式がついてくる。
しかもシャワー室に関しては一般利用者とは別に、A寝台専用のシャワー室がある。
サンライズのシャワー室はなかなか順番が取れないことで大変なのだが、
A寝台は6人で一室を使うことで、自分の思ったときに使える。
ビールで乾杯してから少し鯖寿司を喰い、シャワーを浴びに行く。
シャワー室はお湯の出る時間は6分間だけで、シャワー室内は着替えも含めて30分以内となっている。
ただ、これは自主的な時間厳守をお願いしているだけで、タイマーなどはない。
6分間のシャワーというと、あまりゆったりは出来ないが、
それでも動く列車の中でシャワーを浴びられるというのは有り難い。
それに実際、6分という時間は短いようで、男にとっては持て余すほどの時間と云える。
シャワー室から自分の部屋に戻り、さらにゆったりとビールを飲みながら鯖寿司を喰う。
ベッドでうとうとしながら車窓を楽しむ。
この待ったりとした時間が寝台個室の魅力だ。
どんなにグリーン車がゆったりとした座席といえども、裸で寝っ転がったりは出来ない。
列車は山陰本線の遅れの影響で最大9分遅れのダイヤとなってしまったが、
伯備線に入って時間を取り戻したらしく、岡山で「サンライズ瀬戸」と連結するときには時間通りとなっていた。
「サンライズ出雲」は定刻では18:55に出雲市を出て、
山陰本線を伯耆大山まで行き、ここから伯備線経由で倉敷に至り、山陽本線を岡山まで行く。
停車駅は宍道、松江、安来、米子、新見、倉敷で、22:29に岡山に到着する。
ここで先に待っていた「サンライズ瀬戸」と連結作業をして22:33に岡山を出発する。
一方「サンライズ瀬戸」は21:26に高松を出発し、坂出、児島と停車して22:22に岡山に到着する。
「サンライズ出雲」も「サンライズ瀬戸」と285系7両編成が充当される。
車両の所有はJR西日本とJR東海で、内装は基本的に同じである。
285系は寝台電車としてJRになってから誕生させたもので、
内装を住宅メーカーに依頼するなど、従来の“ブルートレイン”のイメージを払拭させた寝台列車である。
岡山から2つの列車を連結させ、14両編成で山陽本線、東海道本線を東京に向かって走る。
停車駅は上郡、姫路、三ノ宮、大阪となり、翌朝、静岡、富士、沼津、熱海、横浜と停車し、07:08に東京に到着する。
上郡は夏の間だけの臨時停車である。
岡山でいったんホームに出て写真を撮り、そのあとはビールの残りを飲み干し、そのまま寝てしまう。
2:10a.m.頃にいったん目が覚めたが、外は激しい雨だった。
しかし翌朝目が覚めると車窓には青空が広がっていた。
この旅の3日間はずっと土砂降りの雨に悩まされていたが、
東京に戻ってこの快晴は逆に腹が立った。
なんだか雨に振り回された3日間をあざ笑うような快晴である。
東京駅に到着し、回送されるのを見送ってから総武快速線で帰る。
結局今回の旅では目的だった小野田線完乗と長門本山駅取材、
木次線完乗と出雲横田駅取材が全く出来なかった。
また何時か機会があったら、全く同じ行程でリベンジしたい。
※この文章はgooブログ「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ」と
ぷらぷらレール「れいの日記」、同時公開です。
ご了承下さい。
入線してきた285系を取材し、荷物を個室においてからいったん改札を出て、
売店で夕食用に「焼き鯖寿司」やビールなどを購入し、
今度は「サンライズ出雲」のきっぷで入場する。
出発時間は18:55で、時間いっぱいまで車両取材する。
しかし時間ぎりぎりで列車に戻ると、車内放送があり、
接続する予定の山陰本線上り列車が遅れているために10分遅れるとのこと。
そのためこの時間を利用してさらに車両取材する。
しかし実際には車内放送があって直ぐにとなりホームに列車が入線してきたため、
車内に戻ると3分遅れで発車するとのこと。
そのままホームにいたら置いて行かれるところだった。
最初に荷物を置きに来たときに既に車掌が来て検印して貰ったため、
そのまま列車が発車したと同時にビールを開け、一人で乾杯する。
個室内には「Welcome to SUNRISE EXPRESS」という小冊子が置いてあり、
車内禁煙について
シャワー室について
時計のアラームについて
オーディオ・ビジュアルサービスの案内
などの説明書きが書かれていて、裏面には個室やノビノビ座席の紹介などが載っている。
シャワー室に関しては車掌からシャワーカードやタオルなどを購入して利用するのだが、
A寝台である“シングルデラックス”の利用者6人に関しては、
シャワーカードとアメニティグッズ一式がついてくる。
しかもシャワー室に関しては一般利用者とは別に、A寝台専用のシャワー室がある。
サンライズのシャワー室はなかなか順番が取れないことで大変なのだが、
A寝台は6人で一室を使うことで、自分の思ったときに使える。
ビールで乾杯してから少し鯖寿司を喰い、シャワーを浴びに行く。
シャワー室はお湯の出る時間は6分間だけで、シャワー室内は着替えも含めて30分以内となっている。
ただ、これは自主的な時間厳守をお願いしているだけで、タイマーなどはない。
6分間のシャワーというと、あまりゆったりは出来ないが、
それでも動く列車の中でシャワーを浴びられるというのは有り難い。
それに実際、6分という時間は短いようで、男にとっては持て余すほどの時間と云える。
シャワー室から自分の部屋に戻り、さらにゆったりとビールを飲みながら鯖寿司を喰う。
ベッドでうとうとしながら車窓を楽しむ。
この待ったりとした時間が寝台個室の魅力だ。
どんなにグリーン車がゆったりとした座席といえども、裸で寝っ転がったりは出来ない。
列車は山陰本線の遅れの影響で最大9分遅れのダイヤとなってしまったが、
伯備線に入って時間を取り戻したらしく、岡山で「サンライズ瀬戸」と連結するときには時間通りとなっていた。
「サンライズ出雲」は定刻では18:55に出雲市を出て、
山陰本線を伯耆大山まで行き、ここから伯備線経由で倉敷に至り、山陽本線を岡山まで行く。
停車駅は宍道、松江、安来、米子、新見、倉敷で、22:29に岡山に到着する。
ここで先に待っていた「サンライズ瀬戸」と連結作業をして22:33に岡山を出発する。
一方「サンライズ瀬戸」は21:26に高松を出発し、坂出、児島と停車して22:22に岡山に到着する。
「サンライズ出雲」も「サンライズ瀬戸」と285系7両編成が充当される。
車両の所有はJR西日本とJR東海で、内装は基本的に同じである。
285系は寝台電車としてJRになってから誕生させたもので、
内装を住宅メーカーに依頼するなど、従来の“ブルートレイン”のイメージを払拭させた寝台列車である。
岡山から2つの列車を連結させ、14両編成で山陽本線、東海道本線を東京に向かって走る。
停車駅は上郡、姫路、三ノ宮、大阪となり、翌朝、静岡、富士、沼津、熱海、横浜と停車し、07:08に東京に到着する。
上郡は夏の間だけの臨時停車である。
岡山でいったんホームに出て写真を撮り、そのあとはビールの残りを飲み干し、そのまま寝てしまう。
2:10a.m.頃にいったん目が覚めたが、外は激しい雨だった。
しかし翌朝目が覚めると車窓には青空が広がっていた。
この旅の3日間はずっと土砂降りの雨に悩まされていたが、
東京に戻ってこの快晴は逆に腹が立った。
なんだか雨に振り回された3日間をあざ笑うような快晴である。
東京駅に到着し、回送されるのを見送ってから総武快速線で帰る。
結局今回の旅では目的だった小野田線完乗と長門本山駅取材、
木次線完乗と出雲横田駅取材が全く出来なかった。
また何時か機会があったら、全く同じ行程でリベンジしたい。
※この文章はgooブログ「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ」と
ぷらぷらレール「れいの日記」、同時公開です。
ご了承下さい。
ここたろが持ってるエッセイまんがでね、北斗星に乗ったシーンがあって、
シャワーの6分は女性でも余裕だったみたい。
最初髪洗うのは無理だとあきらめたけど余裕で洗えたな、と書いてあったよ。(その方はボブヘア)
でもここたろは髪長いからきっと無理だ~。
あー、髪洗って、そのまま顔、体洗って一気に流せばOK
実験してみよか。
シングルデラックスの6名て結構倍率高いのね。
ずっと雨で最後の最後で晴れだと確かにムカツクね
カメラに防水用のカバーとか付けたらダメかな。
寝台列車のシャワーは本気洗いは無理だけれど、
まあ、とりあえずさっぱりしたい程度の浴び方なら十分です。
ロングヘアの女性…一部の男性の方には洗髪は厳しいかもね。
たぶんそれ以上にドライヤーが非力なので、乾かすのが難しいです。
285系は電車だからまだいいですが、
客車のシャワー室のドライヤーは、何だか送風口で髪を乾かしているんじゃないかと思うほど頼りないです。
「北斗星」は集中電源方式だから仕方ないかもね。
>カメラに防水用のカバーとか付けたらダメかな。
一眼レフには防水カバーがないです。
まあ、ビニールのカバーみたいなものはあるけれど…。