今はここ 26/4/2013
井戸端のオダマキ 26/7/2013
花が絶えず咲き、木々の若葉が眩しい美しい春。
それなのに、昨日の嵐が去って、素晴しく晴れ上がった今日は、一日中風が吹き荒れる残念な日になった。
昨日の雨で、どうにか土埃は吹き立たなかったけれど、新緑や花を愛でる気分にはとてもなれない。
気まぐれが過ぎる天気に翻弄されながらも、庭には花が咲いている。
空の色をそのまま纏ったようなオダマキに、目にも鮮やかなピンクのニホンサクラソウ、一度植えたらどこまでも這い伸びてしまう見かけによらずしぶといシャガ、可憐な白い花のハナニラたちだ。
鉢植えやコンクリートのたたきの上を戯れ走る丸々と太ったトカゲたちもいる。
目の前にある、喜びに満ち溢れた美しい光景は、移ろい消えゆくものだけれど、その価値は計り知れなく、当たり前のものなどではない。
だから、しっかりと目と心に刻みつけておこうと思うのだ。
ニホンサクラソウとシャガ 26/4/2013