loving you minnie riperton
朝霧の濃い今日は、雨が降り出すとしだいに気温が下がり、外出の後の午後は音楽とコーヒーでくつろいだ。
そのときスピーカーから流れてきたのは、”Loving You"。
チャーミングな女性の歌声が、甘く切なく歌い上げる。
アレンジの仕方からすると70年代だけれど、この女性ボーカルのほかの曲は思い当たらない。
調べてみると、1974年にスティービー・ワンダーのプロヂュース「パーフェクト・エンジェル」からのシングルカットされた曲で、ボーカルはミニー・リパートン。
彼女は、スティービー・ワンダーに見出されるまでなかなかいい曲に恵まれなかった。
しかし残念なことに、やっと日の目を見たかと思って間もなくガンに侵され若くしてこの世を去る。
そのために彼女のほかの代表曲は少ないのだろうけれど問題はない、この”Loving You"が永遠に彼女の歌声をこの世にとどめるだろうから。
シンプルなアレンジが彼女の歌声をこの上もなく引き立たせて、われわれに
初々しい恋の思い出を甦らせる。
どうぞお楽しみあれ、ミニー・リパートン”Loving You"を。
Minnie Riperton - Lovin' You (Live 1975)