rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ボナールとベラスケスが呼んでいる

2015-03-25 22:46:54 | アート

Le Chat - Pierre Bonnard


Still life with tablecloth - Pierre Bonnard

なんと7月まで、パリでは素晴らしい二つの展覧会が開催されている。
ピエール・ボナールとディエゴ・ベラスケスだ。
ボナールはオルセー美術館、ベラスケスはグラン・パレ・ナショナル・ギャラリーにて。
大好きな両巨匠の作品が、同時期に展示されているなんて夢のよう。
諸々の不安を押しのけて、キーンと一っ飛びして行きたいものだ。
そしてクリュニー美術館で一角獣に会い、モローの館で静謐さを楽しむ。
ルーブルのアンゲラ・カルトン”アヴィニョンのピエタ”にも一目会いたいし、あれもこれもと欲張るのを止められない。
それでも、なんといっても、やはりボナールとベラスケス、ぐいぐいと私の心を惹きつける。
ひらひらと幸運が舞い降りて、私をそこへ運んでくれたら良いのにと、もう神頼みしかない気分だ。


The Infanta Margarita - Diego Velázquez



The Infanta Margarita - Diego Velázquez

小さな板絵 天使三様

2015-03-23 22:38:12 | 創作活動


エスキースからして足掛け何年か忘れてしまうくらい、やっとできた天使たち。
石粘土で作った天使はたくさんあるが、絵は思いのほかなかった。
なので、ちょっと飾ってみたいシリーズとして小さな板絵で描く。
額装をするかどうか思案中。
いつか、この天使たちが幸せを誰かに運んで飛び立つ日が来るのだろうか。
それもまたよし。
天使は何者にも束縛されず、自由に飛び交うことのできるものだから。




待望の芽が!

2015-03-22 11:55:38 | ベリー類の栽培

ブルーベリー”ジャージー”

去年買ってきて鉢植えにしたブルーベリーの苗木の芽が出てきた。
ハーバードは順調に芽吹いたけれど、同期のジャージーはだんまりを決め込んでひやひやさせたれたが、2本あるうちの大きめのほうからは新芽の息吹が上がってきた。
もう一本のジャージー、どうしたことかうんともすんとも感じない。
これは焦る。
そこで毎日枝を触って「大丈夫、ゆっくりさんなんだよね、そろそろがんばってみようか」と声かけ作戦だ。
辛抱強く続けること10日、およっ!おろろろろ・・・かすかに緑色の切っ先があるではないか!
ヤッターーー!!芽が、芽がぁぁぁぁぁぁぁ・・・芽が出たー!
いや、ここで油断してはいかん、声かけ続行。
いよいよしっかりとした芽になったので、写真をパチリ。
えこひいきは禁物と、ラズベリーも同様に。
強いブラックベリーはマイペースに芽吹いているから、こちらはいいとしてね。
楽しい、うれしい、命の芽吹き。
バラたちも赤みがかった新芽をにょきにょき伸ばしているし、私は彼らに毎日元気をもらっている。
さあみんな、大きくなるんだよ。


ブルーベリー”ハーバード”


ラズベリー


水仙のうなじ

華やぐ春の庭

2015-03-21 15:23:30 | 植物たち

蝋梅


辛夷に白梅

彼岸の今日は、なかなかにいい天気となった。
そうなれば写真を撮りたくなる。
カメラ片手に・・・おっと装備を忘れてはいけないよ、大きな帽子を目深にかぶりゴーグルとマスクは外せない、いざ庭へ。
今年の梅はどこでも見事に咲いていて、もちろん我が家も花盛り。
辛夷は蕾を解きだし、花弁を宙に反らせようと懸命だ。
可憐な半透明の黄色い蝋梅は、みんなのアイドル。
水仙だって控えめに主張して、黄色い花を咲かせている。
ミモザはまだ蕾だけれど、そろそろ弾けてもいいですかと小さな声で訴える。
ああ、春は美しい。
どこまでもカメラを携え歩いていきたい。
小鳥たちの歌も軽やかに、浮き立つ気持ちを誘うのだ。


水仙


ミモザのつぼみ

ブラックオリーブはおいしい!

2015-03-20 22:47:32 | 食べ物たち
昼食は、ブラックオリーブのぺペロンチーノ。
毎度のことながら、食べちゃって写真はない。
ニンニクとオリーブオイルに唐辛子、ブラックオリーブのごくごくシンプルな塩味のパスタ。
もちろん色味もシンプルで、オフホワイト、赤、黒のトリコロール。
これがね、ほんとにおいしいの。
炭水化物の塊だけれど、ニンニクとオリーブオイルの風味がパスタに程よく絡み、唐辛子にピリッとしたアクセントとブラックオリーブの塩気がポイントとなって、パスタ食いにはたまらない一品だ。
大皿に山と盛って、小皿に取り分けながら家人と黙々と食べ進む。
見る間に皿は空となり、隣にあった特製ボロネーゼソースを絡ませたパスタもどんどんと減っていく。
ちょっと待て待て、いい加減に止めないと食べ過ぎておなかが苦しくなるよとお互いに注意しあい、ボロネーゼは全滅を免れた。
かくしてパスタ三昧の昼は終わり、次なるブラックオリーブ登場を心待ちにし始めるのであった。