日曜日ですが、今朝は5時過ぎに起床して近くの里山(古城跡)に登ってきました。
標高が低いですが、本丸跡、二の丸跡にトラバースでき、本丸へのアクセス路は3方向あり、ちょっとした練習に適していました。
さて、世界的にみるとダウンサイジングターボの時代が到来して久しく、国内ではプリウスに代表されるハイブリッドこそが省エネで地球にやさしい車というイメージから本格的な普及は遅れました。
しかし、トータルな対費用効果や環境負荷(電気自動車、ハイブリッド車はレアアースと呼ばれる希土類を多く使用していて、採掘、輸送、保管、製造工程のコストを考えると地球に与える負荷は大きい)を考えると、小排気量で熱効率を追求したダウンサイジングターボのほうが地球やお財布に優しいことがわかります。
政策的に誘導されるピュアEV(BEV:battery electric vehicle)までの繋ぎとしての主役は、ロングストロークでコンパクトな燃焼室を持ち、効率的な小排気量エンジンに足りないパワーをもたらすものとして、ターボによる加給を加えるダウンサイジングターボです。
さらなる効率化に期待されるのは、ターボラグを補う電動過給機の技術です。
回転数が上昇して十分な排気エネルギーがタービンの回転につながる前にモーターで過給機を回してあげることで、レスポンス向上を図ることができ、電動ゆえに非常に細かな制御ができることもメリットです。
そして、省エネエンジン(ミラーサイクルなど)は総じて排気温度が低くなることから、高価な耐熱合金(インコネル)ではなく、耐熱性を向上させたSUS(ステンレス鋼)でもタービンを造れるし、ハイブリッドより安価にトータルな省エネ性能が実現できます。
日本でも徐々に増えていく可能性がありますが、ハイブリッド信仰があるのでそんなには広がらないかも?