ランニング徒然

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二刀流?

2021-07-19 12:56:22 | 自転車
7月中の毎朝の日課は、ツール・ド・フランスと大谷選手の試合結果を確認すること。

大谷選手も凄いけど、ツール2連覇のタデイ・ポガチャル選手も凄いですよ。

ツールドフランスには総合優勝(マイヨ・ジョーヌ:黄色ジャージ)争い以外にも賞争いが存在し、着用できるジャージの色・柄が決まっています。

コース中の峠の難易度(4級~1級、超級)に応じてポイントが与えられる山岳賞(マイヨ・ポア・ルージュ:赤い水玉ジャージ)

コース難易度に応じて中間とゴールの順位でポイントが与えられるスプリントポイント賞(マイヨ・ヴェール:グリーンジャージ)

総合タイムが25歳以下のライダーで最も速い者に与えられるヤングライダー賞(マイヨ・ブラン:白ジャージ)

ポガチャル選手は第5ステージで優勝し、総合で5分余のリードを保ち終盤の超級山岳を含む第17ステージ、第18ステージを連勝したことで山岳賞も獲得し、22歳で総合トップということでヤングライダー賞を含めた3賞(総合、山岳、ヤングライダー)を独占しました。実は、昨年も同様に3賞を獲得しているのです。

大谷選手も二刀流で話題ですが、ポガチャル選手も二刀流といって良い選手です。

昨年は第20ステージの個人タイムトライアルで大逆転して総合優勝を果たしており、平たん路でのスプリント力が個人タイムトライアルのスペシャリストを上回ることを証明しています。

そして、今年は第18ステージ、第19ステージの超級山岳がある厳しい山岳ステージで連勝を飾っており、登坂力も頭一つ抜けていることを証明しています。

総合優勝争いのライダーは、山岳ステージでは1分遅れ位のメイン集団にいて、じわりじわりと総合タイムで差をつけていき、個人タイムトライアルでは手堅く一桁順位でフィニッシュしてタイム差を稼ぐ印象です。

でも、ポガチャル選手は山岳もTTも優勝してしまうわけですから、弱点が見当たらず、しかも22歳と若く、フルーム選手以来の連勝を果たしており、3賞独占で来年以降も連覇することもありえますね。




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