昨日はクラブの「山形まるごとマラソン」試走会に参加してきました。
くもり、雨、晴れと目まぐるしく変わる天候の中、湿度が高く、汗だくなりながら走ってきました。
8時に集合、ストレッチした後、水筒やサプリなどをサポートしてくれるSさん(車)、Aさん(自転車)に預け、
本番で
1時間30分前後で走る組
2時間以内で走る組
2時間超の組
の3班に分かれてスタート
自分は先行組を5分15~30秒を目途に引っ張る役割を仰せつかり、信号待ちと休憩を除くと5分28秒ペースで無事に試走を終えました。
試走中は、連休を利用して観光を兼ねて試走していると思われるリュックを背負い、カメラを持って走っているランナーを何名か見かけました。
第1回大会ですから様子がわからないという他地域のみなさん方のために、コースの特徴をお知らせしておきます。
特徴:
山形市は東から西に流れる馬見ヶ崎川の扇状地に立地し、スタート・ゴールとなるスポーツセンターは北西の下流 標高110mほどの場所にあります。
コース最高地点である第2折り返し(13.5km)の浄水場は扇の要の部分に当たる上流に位置し、標高は210mほどになります。
南進、北進するところはほぼ平地ですが、スタートから第2折り返しまでの2/3は絶対値で100mほど上っていることになります。
駅前通り、馬見ヶ崎川沿いの桜並木は結構な勾配で上っており、ここを耐えることがポイントとなります。
攻略法:
自分の主観とラン友の印象であることをお断りしておきますが、「このコースで自己ベストを出すことはほぼ無理」だと感じています。
自分は前半、中間、後半の3回に分け試走し、通しの試走も2度行いました。仲間にも試走は2度目という者が多くいますが、皆が等しく難コースだと感じています。
仙台国際ハーフも60mの高低差がありますが、主に上っているのは前半7kmほどの定禅寺通りまですから、残りで十分にレースを組み立てることができます。
が、山形では特に10km過ぎから約3km続く川原沿いの上りは確実にふくらはぎやハムストリングにダメージを与えます。
折り返してからはほぼ下りとなりますが、スピードを上げ過ぎると今度は腿の前側に疲労が蓄積し、終盤の平地に入ってからペースを維持することが難しくなると思います。
自分は下りに入っても無理にスピードを上げるのではなく、ピッチを落とさず平均ペースを維持するつもりです。
18km地点の二口橋(ふたくちばし)を渡り左折してからはほぼ平地となり、第3折り返しを過ぎ東小学校角を曲がったところで残り2km、やがて「さくらんぼテレビ(フジ系)」とゴールのスポーツセンターが見えますので、ペースアップするなら最後2kmだと思っています。
なお、コース図によるとスポーツセンター敷地内に入ってからは木々が多く、ゴールまでの距離感がわかりにくいので、スタート前に確認しておくことをお勧めします。