今日はご老人の交通にまつわるニュースや「おやっ?」と思う場面に多数遭遇しました。
今朝のニュースでは、遮断機が下り始めた踏切内にカートを押しながら入った老婦人が救出される映像を見ました。
勇気のある男性に救出され事故は防がれました。
この男性は現場近くに住んでいて電車が来るタイミングを知っていたこと、線路がS字状にカーブしている場所にある踏切で電車は速度を落として通過する場所だったことなどが幸いしたようです。
出勤後、仕事で銀行へ行った際、優先駐車マークの場所にゆっくりと前進で入ってきた一台のセダンが見えました。
セダンは広い優先スペースから車体後部が大きくはみ出す形で斜めに駐車し、歩行者用の通路を半分ふさぐような形に。
運転席から降りてきたのは高齢の男性で、這うような歩みで銀行に入って行かれました。
ご様子からみると、切り返しするのが面倒だったのだと推察します。
若者なら「歩く人の通路にはみ出して・・・」と注意したくなるところですが、お年寄りでしたから「ほんとうに運転して大丈夫?」と心配になりました。
帰路、制限速度マイナス20㎞でマイペース走行するご老人が運転すると思われる車(2台前にいた)に遭遇しました。前車は明らかにいらだっている様子で、ある意味「あおり運転状態」一でしたが、件の車はまもなく右折してきました。
今日、一番驚いたのは交通量の多い交差点で信号待ちしている際に、左折信号を出している前車がゆっくりと停止線を越え交差点に進入、横断歩道にかかる位置まで進んでいったこと。
まっすぐ進むのではなく、右折レーン寄りに進んでいたことに二重に驚きました。
信号が変わり前車は大きく膨らみながら左折していきましたが、高齢のご婦人が運転しているようでした。
ブレーキを踏む力が弱く微速前進してしまったのか?
しかもハンドルはかなり右に向いていることも気づいていなかったような。
もし横断している歩行者がいたら? もしも、慌ててアクセルを誤って踏んで交差点に飛び込んだら?
なんとも「怖い」と思う光景でした。
誰しも歳は取ります。
自動運転技術が進歩し安全が保たれるようにならないと、高齢者の事故は増え続けるであろうと考えさせられた一日でした。