ランニング徒然

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クアルタラロが戴冠

2021-10-26 20:00:51 | モータースポーツ
MotoGPの一押しライダー ファビオ・クアルタラロが最高峰クラスのタイトルを獲得しました。
フランス人として最高峰クラス初チャンピオンで、Moto2,Moto3の下位クラスのタイトルを取らずにMotoGPへ昇格したライダーだという異例づくしの覇者となりました。

ヤマハ勢が軒並み苦戦する中、優勝5回の最多勝であることに加えて、苦しくても入賞圏に食い込んでポイントをしっかり稼いでのタイトル獲得です。
今シーズン途中からヤマハに乗ったドヴィツィオーゾに、「彼だけは魔法を使っている」と評された走りは、速さの秘密がわからないところが強みのようです。

終盤に”覚醒”したペッコことフランチェスコ・バニャイアに連勝を許しながら、残り3戦で52ポイント差、レースを終えた時点で50ポイント以上差であればタイトル奪取となる第16戦は、まさかの15番グリッドからのスタートでしたが、徐々に追い上げて4位に進出、マルク・マルケスの追走を受けたペッコが転倒した時点で52ポイント以上の差となることが確定し、タイトル奪取となりました。

マルク・マルケスが怪我で精彩を欠き、バレンティーノ・ロッシが速さを失ってしまった昨シーズンと今シーズンは、多くのライダーが勝利を挙げ、群雄割拠の様子でしたが、来年はマルケスも完全復活しそうですし、終盤に速さを増したドカティ勢は以前のような直線番長ではなくなってきたし、エンジン開発の特例が許さていたKTM勢も安定感を醸してきそうです。

来年も面白いレースが期待できそうです。

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