人口減少と低金利のため地方銀行の経営が大変で、支店の移転統合や閉鎖が進んでいます。
2017年度(4月~12月)の間だけで東北地方全体で23もの支店が閉鎖されたそうです
職場近くの支店もブランチ・イン・ブランチ方式(支店内支店)という方法で別の支店内へ移転し、旧店舗は出張所扱いでATMだけ残る形になりました。
移転先までの距離は倍以上になりました。
私は経理担当者ではないのですが、別会計扱いの事業を担当していてまれに小額現金での支払いの必要があって、店舗へ出向く場合があります。
2km余離れた店舗へ行き、受付カードをもらい順番を待って手続きして戻ると、混雑具合によっては一時間かかることもあり、なんて非効率だと思ってしまいます。
山間部の過疎化地域なら何十分も掛けて移動しなければいけなくなり、もっと大変でしょう。
ある銀行はワゴン車を改造した移動型店舗を数日間隔で過疎化地区を巡回させたりといった対応をするようですが、急ぎの場合は対応できませんね。
すでにICタグと生態認証などの仕組みを使って、レジに並ぶことなく買い物できる店舗の実験も始まっています。
仮想通貨に関するニュースも増えました。
Amazonは当座預金口座に類似した商品の提供を巡って金融機関と協業するための交渉を始めたそうですし、買物難民、金融機関難民(こんな用語があるかわかりませんが)のためにいろんな仕組みが動き出し、今後、現金を持つということがなくなり、銀行ATMすら必要性がなくなってくるのかもしれません。
まあ、走るときはスマホ(電子マネー)だけもって現金は持たないし、普段もクレジットカードで買い物するのであまり変化はないんですけどね。