人形師ホリ・ヒロシ(1958年生)
舞台衣装を含めた着物デザイナーであり
日本舞踊、吾妻流宗家直門の名取りです。
ホリ・ヒロシの人形展を日本橋のデパートで見たのはもう20年以上くらい前のことです。
彼がずいぶん若く、、会場の人形のすごさに、ただただ圧倒された記憶があります。
1981年に「白蛇幻想」で自作の等身大の人形を操りながら、
自らも舞う一人文楽「人形舞」に挑戦,1990年のニューヨーク公演を皮切りに
海外公演も多数、東京都民文化賞を最年少で受賞しました。
古くは、災いや穢れ引き受けてもらう我が身の身代わりとして、あるいは神の霊魂を
乗り移らせて迎える 憑き代 とするため存在だったと言われる人形です。
人形にもいろいろああり、作ってみたいと思いますが、魂の入ったお人形は
怖い気がして家に飾りたいとは思いません。犬や猫のお人形、特に
ピレニーズの縫いぐるみなら最高。枕元にいます。