大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・小説大阪府立真田山学院高校演劇部公式ブログ・Vol・31『私達の行動』

2018-01-21 06:28:56 | 小説・2

大阪府立真田山学院高校演劇部公式ブログ・Vol・31
『部活停止に対する私達の行動』


☆現状認識

 あたしらが夏休みに『すみれの花さくころ』を上演するにあたって、演技力向上=役の肉体化(煩雑になるため意味は略)のために自衛隊に体験入隊したことが二学期になって問題化。学校側は「体験入隊そのものが問題なのではなく、合宿に関する内規違反」を理由に挙げ、演劇部の部活動を無期限に休止。あたしらは学校の横暴な決定に対し、処分の取り消し、演劇部の部活の早急な再開に向けての闘争を開始しました。

☆問題点

 内規には7月末日までに合宿の計画を提出し、職員会議の議決を経て学校長が許可するとなってる……そうですが、明文化はされておらず、慣習的内規であるとの学校側の説明です。あたしらは、そんなことなんにも知りませんでした。また、関係方面に確認したところ明文化していない内規は、あんこの入ってないアンパンをアンパンと表示するくらいにナンセンスなものだそうです。

 あたしらで過去の合宿を調べたところ、他の運動部で、事後承諾で行ったクラブがありました。今回演劇部にだけ適応するのは、指導の公平性、一貫性という学校が踏み外してはいけない教育の基本から目をそらしています。

 反対された本当の理由は自衛隊への体験入隊にあったと承知しています。職員室の前を通ったときに、複数の先生が喋っていたのを耳にしました。

 形式的には、顧問の淀先生の部活指導の過誤で、あくまで職員の問題であり、あたしら生徒は、この問題には関われないという説明。直接影響を受けるのはあたしら生徒やのに、ものすごい矛盾がある。

☆ここまでのあたしらの行動

 生徒会の文化部長を通し文化部全てから、部活停止決定の解除を求める署名を集めました。そして昨日は臨時クラブ部長会議を開いてもらい、その場で、同署名を運動部まで広げ、クラブ部長会議の決定とし、生徒会顧問を通じ学校側に申し入れ可及的速やかに職員会議にかける返答を生徒会顧問からは得ました。直近の職員会議は今週の木曜(9月11日)です。これに並行して全生徒への呼びかけのため、登校時にビラまきをするつもりでしたが、必ず直近の職員会議にかけるとの生徒会顧問の返答を了として、職員会議の決定が出るまでは、自粛することになりました。

 問題は明後日の職員会議しだいです。

 ブログに書くことを止めるよう「お願い」として言われました(主語は師弟の信頼関係上書きません)しかし、事実に反しない限りは生徒にも表現の自由があります。ブログはやめません。ただし扇情的になるのでSNSやラインを使った情宣はやらないことを約束しました。古典的ではありますけど、はるか昔の先輩の皆さんがやってこられたメソードに準じて戦いを進めていきます。

☆ぶっちゃけて

 うちらは稽古がしたいだけなんです。

 スマホを使ってのエアー稽古は続けてますけど、正直ストレスは溜まる一方です。隠れ部活やと思われるのも業腹やし、因縁つけられるのもかなんさかい、カラオケも自粛してます。
 将来の演劇部員のために著作権の切れた戯曲を高校生でもやれるように、手を加え始めてます。どんな作品かは内緒です。真似されてうちらよりええ作品書かれたらかないませんよってにね。

 ここまでお父さんに読んでもろたら、ヘタクソなアジびらや言われました。そら17やそこらで、学校むこうに回してビビりながらやってるんです。兄貴は府教委に言えて言いますけど、うちは道から外れてるように思います……というか、なんでもかんでも府教委。モンスターピアレントとはちゃうんです。あくまで校内問題です。基本の基本では真田山の先生らを信頼してるんです。○○先生、ここのとこ汲み取ってくださいませ。

文責 大阪府立真田山学院高校演劇部部長 三好清海(みよしはるみ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする